鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

素麺/鮭の味噌マヨネーズ焼/黒猫

2023-06-07 23:06:18 | 食・料理

蒸し暑い晴天。ほぼ真夏日。

 

暑いので、素麺。

母の存命中は、週に一、二回は、素麺を供していた。

母は、無類の麺好きだったから。

 

母が亡くなって、買い置きしていた大量の素麺(頂いたものだとか)は、賞味期限内に食べきれなかった。

母が亡くなった年は、殆ど、食べなかったような???(8月中旬は、冷夏だったように思う。母の初盆は、寒かった)それなので、申し訳ないけれど、廃棄してしまった。

私は、素麺って、あまり好きじゃなかったのかもしれないな。

でも、暑い日には、素麺が、食べたい・・・って思う。

 

・・・一昨日・・・だったかな。

日頃あまり行かないスーパーの鮮魚売り場で、北海道産天然鮭の切身2切れのパックがあった。

最近は、何処へいっても、(あの悪名高き?)チリ産の鮭しか置いていない。

チリ産だの、ノルウェー産の養殖鮭は、抗生物質だとか・・・ナンダカで、危険らしいという噂で、命が惜しければ、(今日明日ってことはないのだろうけれど、十数年後とか?身体がヤバイことになるらしい)喰うなってことらしい。

・・・なので、国産(どこまで、本当かわらないし、産地偽装だって考えられるけれど・・・如何せん、価格が普通なので)の鮭ということで、買ってみた。

夕刻になって、マヨネーズと味噌を併せて、鮭に塗って焼いてみた。

 

ふと、勝手口の沓脱石の上に、黒猫がちょこんと座っている姿がみえた。

この黒猫は、一度、追いかけまわしたことがあってからは、私に懐くことなく、姿を見れば、威嚇してきて、正直、可愛くなかった。

この黒猫は、母が生存中に、一緒に、シーチキン缶詰を分け合う仲間だった。

小さなシーチキン缶なれど、老体の母が食べるには、量が多い・・・日頃から、魚を食べなくては・・・とテレビだのマスコミに洗脳されている母は、時折、缶詰をあけて、猫に向かって、

『一緒に、お魚食べようね。』

と言って、分け与えていて、それに味をしめた猫は、母にべったりだった。

母が、亡くなってから、魚を与えてくれるひとがいなくなったせいなのか・・・時折、仏壇前の座布団の上に、座っていたり、母の居室に入りたがったりしていた。

 

今日は、焼き魚の匂いに釣られて、勝手口に座っていたのかなと思って、戸を開けて中に入れてあげたが、私をみても威嚇することもなかった。

 

母と間違えてるんかいな???

 

猫は、一直線に母の居室に向かうのかと思えば、今度は、玄関の前で座っている。

・・・なんだ、結局、また外へ行くのか・・・

玄関の戸を開けてあげたら、のそのそと外に出て行った。

私は、いいように使われた猫のドア・ボーイとなった。

 

母に対しても、猫は、自由気ままに振舞い、母もドア・ボーイや、おやつ係になっていたな。

何の恩義もない黒猫なんだが、母を悼む気持ちはあるようにみえるのは、私の勝手な思い込み。

 

相変らず、まとまりのない駄文になった。


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