鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

贅沢なお中食?

2011-09-19 22:52:34 | Weblog
残暑とどまるところを知らず・・・。


仕事をしているウィーク・ディに、昼食をとることは稀だけれど、休日には、食べたりすることもある。会社にいるときに、昼食(・・・らしきもの)を取らないのは、自宅でお弁当を作っても、冷めてしまって美味しくないし、社食のメニューは、塩気がきつく(工場仕様なので)、味もよくない。スーパーの弁当も不味いし、コンビニ食も飽きたし、何が食べたいのか、よくわからないせいもある。
流動食で、済むならこんなに簡単なことはないし、そんな生活が続いている。

休日の中食(←お昼ご飯のことで、ちゅうじきと読むらしい)は、軽い物が多いけれど、炊立てのご飯に、ザーサイだとか、大根のキムチ(カクテキ)といった塩気の強い漬物系と香りよく炒ったほうじ茶なんかがあれば、もう、それだけで、済んでしまう。

先日、スーパーで、カクテキの小分けパックが売り出されていたので、購入してみた。
白菜のキムチの小分けパックは、以前からあったし、この小さなサイズだと食べ残しがなくて、無駄がないので、もっぱらコレに頼っている。

小さな長方形に切られたら大根が、かなり濃厚なキムチ味で、淡泊な大根が、よく漬けこんであって、1パック全部食べてしまった。
1パックといっても、3センチくらいの角切り大根片6個くらいだけれど。

やはり、炊立ての白いご飯が一番合うけれど、ビールにも合うし、ちょっと脂っこいチャーハン類に添えたりしても美味しい。

作家の森茉莉さんのエッセイで、スーパーで、買いこんだ安いパンで食事を済ますOLよりも、上手に漬けた漬物とていねいに淹れたお茶で、お昼をすます奥さんは、贅沢である・・・みたいなことを書かれていた。
読んだ当時は、まだ若気の至りで、ごはんと漬物が、どうして贅沢なのかわからなかった。

その当時は、ワタシは、カップ麺の昼食だったのだ。
コレ程、貧しい食事もないだろうと今にして思うけれども、当時は、時間もお金もなくて(今も大して変わらないけれど・・・)、不味くなければそれでいいや・・・と思っていたし、何より、お湯を沸かして注ぐだけの簡便さ、価格の安さが、自分の生活にあっていた。
切りつめられるのは、食事と服飾と化粧品・・・コレに、カネをかけなければ、お金は、残る・・・と固く信じていたし、実際、他に切りつめることができるものが、この3つしかなかった。

今は、カップラーメンは、あまり食べなくなったし、ごはんと塩気のある漬物と美味しいお茶があれば、かなり?贅沢な中食になる。でも、スーパー購入の漬物類では、贅沢以下の話だろう。
やはり、文豪の御嬢さんの言うような贅沢には、程遠い気がする。


トロイの木馬感染記

2011-09-18 22:51:07 | Weblog
引き続き、蒸し暑い日にとなった。


先日、怪しいメールが送られてきた。
開封すると、コレは、どうも、アダルトサイト関係から送りつけられようだ。

(・・・この頃、出会い系だとか・・・訳のわからんメールが多いね・・・このアドレス変えようか・・・)
一旦、流出すると、今まで、全く無関係だったところから、メールが来るようである。
しかも、1日50通だとか・・・。
流出によるものか、あるいは、メールアドレスをランダムに作成するソフトによるものかは、不明だけれど、そのアダルトサイトへ飛んでみた。

・・・やっぱ、エロ動画か・・・。

このサイトに入場するには、年齢認証とあくまで、自分の意志で・・・みたいな・・・つまりは、ワンクリック詐欺なのだけれど、そんな画面になる。

・・・で、どうなるのかと思い、画面をクリックしてみたのだった。

エロい動画を、何ひとつみていないうちから、期日までに、86,000円支払え!みたいな画面が、パソコンのデスクトップに貼りついている・・・。
トロイの木馬型ウイルスに感染する極悪なサイトであった。

不当に高額な料金だし、購入意志も確認されておらず、こんなの電子商取引法違反でしょうが・・・。

そんなわけで、一度、パソコンの電源を落とし、再起動させてみると、あの請求書が、デスクトップに張り付いたままだった。

自分専用のパソコンだから、別に請求書が張り付いているのは、全く問題がないのだが、このサイトの請求書は、美人は、美人だが、いやらしいカンジのぬぐえない女の人が、映っていて、パソコンを使うたび、こんな女のひとの顔みるのイヤだな・・・と思った。

システムの復元を行い、ウイルスソフトで、駆除して、あのいやらしい顔の女のひとの請求書は、消えたけれども、1時間近くかかってしまい、何気なく開いたメールから、くだらないことに、関わるはめになってしまった。

ほんとうに、迷惑なメールだった。


『生活保護3兆円』~楽しい仕事・・・なんてあるんだろうか?

2011-09-17 23:06:03 | Weblog
台風接近。強風で、蒸し暑い。


某国営放送で、『生活保護3兆円』なる番組をオン・エアしていた。
リーマン・ショック以来、失業して、住居を失い・・・生活保護を受けるひとが急増して、国や自治体の財政を圧迫している・・・ってことらしい。

病気だとかで、どうしても、就労できない・・・ってことではないらしい。

国民は、最低限度の文化的生活を営む権利を有する・・・なんて憲法があるのだから、ソレを利用しないって手は、ないかもね・・・というようなことも触れていた・・・地道に真面目に働いても、生活保護の水準には、満たない・・・だったら、生活保護を受けようか・・・。

生活保護の受給者たちが、デモをしている光景にも、驚いた・・・。
『自分たちの声をきけ・・・!』
じゃあ、真面目な納税者の意見をもっと聞いてもらいたいくらいだよ・・・?
『増税するなよ!』って・・・。財源だって、限りがあるんだよ?

たぶん、財政は、破綻するんだろうな・・・と映像を眺めながら、考えた。

仕事が楽しくて、ソレなりに満足しているのであれば、この話は、関係ない。
自分の好きなことをして、生活できて、納税して、社会貢献しているんだから、非の打ちどころなし。

ただ・・・真面目な労働者のほとんどは、生活のため、特にやりたくもない仕事に従事しているってヒトも多いことだろう・・・ワタシもそのひとり。
生活保護を受給しているひとの中には、自分には、向かないから・・・と言って、就職支援で、紹介された仕事を断っている映像もあった・・・?
ちょっと・・・違うような気がする。
もし、向いていなくても、働いてみたらどうだろうか???

誰が好きこのんで、こんな仕事・・・的な感情が、ある。
イヤイヤやって、我慢してやっている労働に対して、強制的に納税させられて、その税金が、働けるのに、働かない人たちの生活費に回されているという事実。

自然淘汰ってのが、あるけれども、現在、この社会で、働けないひと(自分では収入を得られないひと)は、結局、自然淘汰されても、仕方がないのかな・・・とつい・・・思ってしまったり・・・。


貧乏性は、損をする・・・。

2011-09-15 22:53:06 | Weblog
残暑続く。


先月の末日に、来月中に有給休暇の残日数(7日間)を消化しないと、無効になるので・・・と言われて、半期末のこの時期・・・果たして、休むのは、自分の首を絞めるようなモノ・・・だとわかってはいるのだけれども、やっぱり、会社へ行かなくて済むんで、しかも、休んだ分も、おカネが貰えるっていうのは、随分と有難い。

・・・しかし・・・、イキナリ、降ってわいたこの休暇の有効期限だけれど、特に何処へ行くあてもなし、夏の暑さに疲れた身体を休めるには、もってこい・・・か・・・。
などと、思いながら、この数週間、好きになった漫画家さんのコミックスや、小説本、CDなど、買い続けた。

少し、ためておいて、休み中に、楽しみたいと思った次第である。

・・・ところが・・・。

従来の貧乏性が、出て、一気に買ってしまえば良いものを、数千円づつ、数回に分けて購入したものだから、同じ本を二冊買ってしまったことに、気が付いた・・・。

まだ、読んでいなかったし、ダブって、購入してしまったものと思われる・・・。

さっさと読んでしまわずに、楽しみにとっとこう・・・なんて、ケチなシミッタレた感情が、ダブル発注という救いようのないミスを呼んでしまったようだ。

服だとか、他のモノだったら、たぶん、未開封にかぎり・・・とかで、返品が利くと思うけれど、本・・・はなぁ・・・。
一度、手にとって、梱包を解いてしまうともう中古扱いだし・・・。

そんなに高額なものじゃないし、まぁ・・・いいか・・・と思うものの、なんだか、とても損をしたような気分になってしまう・・・このアタリも、貧乏性と言われるユエンだと思っている。

貧乏性だから、損をするのか・・・損をするから、貧乏性なのか・・・。

一冊分の感動が、半分になるような・・・同じ本のダブル購入・・・。



時の奴隷

2011-09-14 22:51:09 | Weblog
残暑・・・。夕暮れが早くなってきていて、夕方の6時過ぎには、もう薄暮・・・。


久々に出勤してみた。
半期末の忙しい時期に、7日間の休暇をいただいたのだれども、ただ、ダラダラと怠惰に過ごしてしまった。あと5日間も残ってる。今月完全消化は、無理かも?

出勤するとなると、始業に間に合うように支度をして、交通手段(ワタシの場合は、自動車ですが・・・)によっては、乗換時間や待ち時間なども含まれるから、ソレを計算にいれて、自宅を出ることになる訳で・・・。
ご自宅が、お勤め先から遠ければ、朝食などを自宅以外で、調達しなければならないだろうし、ソレは、ソレで、毎日大変だなぁ・・・と思ったりする。

こうしてみると、お勤めをしているヒトは、時間に縛られるし、会社の規則(始業時間等の就業規則)にも縛られるし、自動車通勤のひとは、交通規則に、電車・バスなど使うひとは、運行規則に、徒歩や自転車のひとも、天候などの影響を受けやすいのではないかと思う。

・・・結局、ヒトは、何かの奴隷・・・ってことですかね。

広義の奴隷というのは、ちょっと違うかもしれないけど・・・。
奴隷ってのは、所有され、所有者の命令は、絶対で、人権はないし、もちろん、賃金が出ないって点では、全く違うのだけれども・・・。

或る決心をすれば、会社という組織からは、離脱できて、自由の身になれるだろうし、自由の身になれば、煩わしい通勤なんかしなくてもよい訳だし・・・選択の余地は、ありそうな気もするけれど、どうにも、こうにも、人間が自由にならないモノ?が『時間』だと思う。

『時間がない!』っていうもの、実は、時間がないのではなくて、そのヒトにとって、リミットが迫っているってことで、『時間』自体は、預かり知らぬこと。

迫りくる死の足音を伴うのは、時間だし、生まれてから、確実に死に至るのは、時間の経過ということになる。

誰も、物理的に巻き戻しはできないし(意識の中では、可能かもしれないし、時間という概念を失った人間であれば、巻き戻しは、可能かもしれないけれど・・・)、相対的な感覚でしか、時間を操ることができない。時間は、多分、絶対なのだろう・・・1日24時間・・・コレは、誰にも平等に与えられている唯一の絶対・・・。

時の奴隷から脱出するには、死ぬるしか、方法がないようだ・・・。


『砂の器』~タイトルの意味するところは・・・???

2011-09-13 22:50:03 | Weblog
残暑厳しい一日。


週末の土曜・日曜と連続二夜の長いドラマ。
原作は、読んでいないのだけれど、映画で一度、拝見させていただいた。

確か・・・加藤剛さんが、作曲家の和賀英良を、若き?吉村刑事を、森田健作さんが演じられていたのだと思いますが・・・。

・・・原作発表から、数十年・・・時代も変わり、昭和中期の色を出すのも随分と時代がかってしまうものだなぁ・・・と思いながら。

玉木宏さん演じる吉村刑事が、ちと強すぎた感が否めないですかね?
あのギラギラ感は、なんだろう・・・???空襲で家族を失った浮浪児の過去を持つという設定でしたが・・・そのための演技でしょうか?
・・・それに、スタイリシュすぎたキライもある。
相方の小林薫さん演じる今西刑事もなんだか、少しおとなし過ぎか・・・。
係長の大杉漣さん、課長?役の榎木孝明さんは、いい味だしてたし・・・(官憲にしては、上品すぎか・・・?)、今井雅之さんに至っては、ヤクザ?役で、最初のちょっとだけの出演・・・ちと勿体ないかも・・・?
新聞の婦人記者の中谷美紀さん(・・・そういう女優さんのお名前でよかったかしら?)は、よくわからない存在でしたね?何のために出てきたの???ヒントメーカー???

・・・まあ、いろいろあるんですが、映画では、和賀英良親子が、故郷を捨てて、遍路の旅路を行く原因となったのは、父親のレプラ(らい病)のためだったけれど、今回は、殺人の疑いをかけられて、村を出奔した・・・という設定。

今、レプラは、感染力が弱くて、それ程、恐ろしい病気ではなくなっていて、差別があったことさえ、無きものにしたいくらいだから、レプラを避けたのかもしれませんが・・・。
原作は、どうなっているんだろう?
やっぱ・・・レプラの方が、物語としては、インパクトありそうですが・・・???

お年を召されても?山本学さんは、知的で魅力的で、子供と別れなければならない父親を切ないくらいに演じられていらした・・・。
あの方のお子さん役の佐々木蔵之助さんも、知的なイメージでしたかね?ちょっと繊細すぎかな・・・と思うけれど。

さて、この『砂の器』というタイトルは、この物語と、どう関係があるのでしょうか?
映像の中にヒントは、ありませんでしたが・・・見逃しましたかね???


呪われた日

2011-09-11 22:51:49 | Weblog
残暑厳しい中でも、夕暮れは、もう秋風。


先週は、何やら、疲れ果てていて、そのうえ、平日は、よく眠れない・・・せいか、週末は、どっと疲れて、昨日は、一日中、うつらうつら・・・と眠っていた次第で・・・。

この疲れやすさとだるさは、もう四半世紀以上・・・のお付き合いになるので、慣れたものだけれど、折角の休日も、寝込んだままってのも・・・。
こんなツマラナイ身体を養うためだけに、働いているのだから、無意味としか言いようがない。
多分、世の中には、楽しいことがたくさんあるのだろうけれど・・・楽しさには、あまり縁がなくて、こうして、生きている甲斐もなく、ただ、生かされているのみのような気もしている。

・・・今日の『11日』は、10年前に同時多発テロで、世界が震撼した日だし、半年前の東北関東大震災と原発事故・・・といった呪われた日でもあるようだ。

人為的な災害というか・・・そんなカンジがする。
震災は、自然の力が、働いたものだから、避けようがないけれども、テロと原発事故は、もう・・・これは、人災なんだろうなぁ・・・と思う。

天災は、避けようがない・・・人災は、選択を間違わなければ、起きなかったのではないだろうか?

テロリズムは、大国アメリカの・・・たぶん、国益主義というか・・・そんなところに根差しているようだし(自国さえよければ、他国はどうだっていいみたいな・・・)、原発事故も、個人の利益というか・・・政治とエネルギーとカネと人脈が生み出した事故なんだろうと思う。

半年経って、ようやく諦めがついた。

多分、放射線で死ぬんだろうと思う。
少なくとも、何か病気が原因で死ぬ場合、3割くらい(あくまでもそんなカンジがするってだけの値で、根拠は、なにもありませんが・・・)は、放射線の影響が、原因だろうと・・・。

これも天命ってヤツなんだろうなぁ・・・。

大地も海も汚染されたのに、
『放射線量は、基準値以下ですから、安全です・・・』
なんて、誰にも言えないと思うのだけれど・・・。
内部被曝は、確実に、身体に取り込まれた放射線によって、確実に行われいることは、間違いない。

呪われた11日に、テロと震災で、亡くなった方々のご冥福を祈るしかできない・・・

秋のお休み

2011-09-09 22:54:55 | Weblog
重陽の節句。
奇数が二つ重なって、陽極まれり・・・夕方の落日も日一日と早くなり、季節は、秋へ。

そんな秋のさなかだというのに・・・。
今月1ヵ月間で、7日間の休暇を取ることになりました。

4月に、この会社の期間社員に転籍なって、派遣元から買い上げて?くれた有給休暇20日間を、半年で消化してしてください・・・8月末日で、残り7日ありますが、9月中に消化しないと、無効になりますからね・・・。

・・・ってことらしい。

・・・だってさぁ・・・上期終わりで、忙しいじゃん・・・。
休むのもなぁ・・・。

あの合併時の混乱に比べたら、今は、平和と言えば、平和なんだけどさぁ・・・。

ここで、改めて考えると、この4年あまり、結構、スゴイことになっていた。
このことは、何度も、このブログ内でも、綴ってきましたが・・・。

リーマンの後、派遣先だった二つの会社が合併して、統合した。
統合した会社の子会社に派遣されていたのだけれど、その子会社も、吸収合併された。
・・・で、合併した二つの会社は、ひとつになったけれども、それも、更に、その親会社に吸収合併されて、一事業所になった・・・ソレでもって、派遣から、上場企業の期間社員になった訳で・・・。
勤務先の名前が、都合4回変わったということで・・・。

なんか・・・紆余曲折あって、明日は、解雇か、契約続くか・・・そんなことばっかりの日々でしたけどね・・・まぁ・・・明日解雇・・・ってことだけは、避けられたみたいで、半年後は、どうなっているのか、サダカではないことには、違いない・・・。

・・・で、もって、震災、原発事故、口腔内の外科手術・・・となんかコウ・・・盛りだくさん・・・コレは、激動と言えば、激動だろうし、世間のひとの言う激動・・・というよりは、小規模だけれど、低め平穏安定・・・だったワタシの今までと、何だか180度変わってしまったようで・・・。

日々・・・大過なく過ごせれば、それでいい・・・。
秋の休暇を前に、感慨ひとしお・・・。

ただ・・・コレも、更なる激動の前触れだった・・・なんて、ことになりませんよう・・・。


『大幸運食堂:明川哲也・著』

2011-09-07 22:54:10 | Weblog
乾いた晴天。秋の風。


久々の明川哲也さんの小説集。
川沿いに住む普通のひと達の普通の生活の中で、傷ついたり、悲しかったり、それでも、普通に生きていくこと・・・明川さんの優しい視点で、描かれる連作8編の短編集。
1日にひとつかふたつ・・・楽しみながら読ませていただきました。

黒猫のミーコちゃんは、無人の野菜販売所で、優しい農家の主婦の雅代さんに拾われる・・・
『どうして、アタシは、こんな不幸な目にあっているの?』
ずぶ濡れの子猫の問いが聞こえてくるのは、優しいから・・・。
心無い人たちには、たぶん、聞こえない。

友達のいない雅之君。
絵が上手な中学生で、繊細な感性のアーティスト。
その感性が、粗雑な同級生とは、合わない・・・合わないから、台風で、かき回された川で、瀕死の魚達を、川に返してやる・・・彼の母親の言うように、これは『偽善』なのかもしれない・・・。
河原に住むホームレスに絵の視点を教わり、急速にその才能を伸ばすけれども・・・。

克之君とマル君の別れは、無数に飛ぶ蛍達に見守られ、少年時代に別れを告げる・・・。

どのお話も少し悲しくて、優しい。
こころない仕打ちに傷つくのは、優しいひとだ。
優しいひとのこころを踏みにじっても、罪悪感さえ感じない・・・罪悪感ということさえ、わからないひとも多い。

『ダメな日は、だめな日なりに、毎日を味わって生きていきなさいね。笑っていればいいことよ。』
経済的に追い込まれ、母親の死に目に会えなかった良美さんは、月明かりのしたで、母親の最後のメッセージを受け取る・・・。

そうだね・・・ダメなときは、きっと何をやってもダメなんだ・・・運命を呪ったって仕方ない。
ダメ、辛い、悲しい、どうしようもない・・・そんなどん底も、味わい尽くしてしまおう。
これが、『どん底』の味だって・・・。


おとめ座生まれの・・・

2011-09-06 22:56:29 | Weblog
久々に傘の出番のない一日。


昨日は、英国のロックバンド・Queenのヴォーカル・フレディ・マーキュリーのお誕生日だったそうで、ご存命なら65歳ってことでした。

フレディ・マーキュリー・・・4オクターヴ?の広い音域をもっていて、魅力のある歌声だし、曲も、ロックから静かなバラードまで、どれを聞いても、ハズレがなのがQueenだし、フレディ・マーキュリーだと思います。

おとめ座生まれ・・・。

フレディ・マーキュリーは、筋肉質(上半身裸)のマッチョな映像しか見たことがないので、コメントは、できないのですが・・・おとめ座うまれの男子は、草食系なイメージがありまして、好きなアーティストもおとめ座生まれの方が、多いですかね・・・?

若かりし頃(今でも)、美男の代名詞だった(今でも・・・クドイ!)草刈正雄さんもおとめ座だったような・・・アレレ・・・てんびん座だったか・・・???

今まで、何人のおとめ座男子にホレましたでしょうか・・・???

几帳面で、優しくて、その反面クールだったり・・・。

わたしゃ、根暗なヤギさんなので、おとめ座さんとは、相性がよい・・・とされている・・・されているが・・・しかし・・・おとめ座男子とは、不思議と『ご縁』がございません。

『ご縁』がないので、仕方がないから、QueenのCDでも、聞いて、フレディ・マーキュリーを代表するおとめ座男子の歌でも聞いて寝ましょうかね・・・。