昨日の夜半から吹きだした強風もおさまり、乾いた晴天。
最近は、市内西側のショッピング・モールに出没するようになった・・・なんてことは、昨日、一昨日の拙なブログに書いたのだけれど、ここの西側のショッピング・モールは、土日祝日などは、渋滞が酷いし、駐車場を探すのも一苦労なので、平日にしか行かないことにしている。
立ち寄る場所もほぼ決まっており、ホーム・センター前の駐車場に止めて、反対側の農産物売場迄、トコトコ歩いていく。
このお店は、あまり添加物の多くないパンやお菓子を販売していて、(真偽の程はわからぬが)使用している小麦粉なども国産と明記されているので、ソレを買うことにしている。
大好きな塩ブリオッシュは、極稀にしか、見かけないが、スコーンなどは、置いてあることがおおいので、塩ブリオッシュがないときは、スコーンを買っている。
スコーンと言えば、コイケ屋さんの『スコーン、スコーン、コイケ屋スコーン、カリッと、サクっと、美味しいスコーン』というリズミカルなCMがあったけれど(特に社交ダンス編)、コレは、スナック菓子の一種で、英国のスコーンとは、似ても似つかぬ商品(実は、食したことがないのだけれど、形状からして違うようです。味は、似ているのかどうかわかりません)だったりする。
スナック菓子のスコーンではなくて、英国のスコーンであるが、かの林望先生の『イギリスはおいしい』で、レシピが書かれていた。
家庭でも簡単に作れるのだけれど、オーブンを買い替えてから、あの『狼の口のような』と言われる裂け目が出来ず、ヘタったりして、上手く焼けないでいる。
イギリスはおいしい (文春文庫) | |
クリエーター情報なし | |
文藝春秋 |
少しおカネがあった頃は、日本橋三越の『ハロッズ』ティー・ルームで、アフタヌーン・ティー・セットなどたべていたこともあった。
スコーン、サンドウィッチ、ケーキ、紅茶が、セットになっていて、かなり狭い店内で、それなりに優雅なティー・タイム・・・というか、観劇の前の腹ごしらえ的な利用の仕方をしていた。
観劇には、足が遠のいてしまっていて、ハロッズは、閉店してしまったことを最近、知った。
持ち帰り用に、小さなサイズのスコーンが、5個くらい入ったものなど購入し、自宅で温め、ジャムやクリームをつけて食べたりしていた。
あの頃、スコーンのお供は、紅茶だったけれど、最近は、珈琲か黒豆焙茶などである。
英国と言えば、やはり、紅茶なんだろうけれど、バターをたっぷり使ったお菓子には、珈琲もよいもののような気がする。
日本初の西洋料理のレシピ本・村井弦斎の『食道楽』の中にも、バターケーキには、珈琲を供するなんて記載があったように記憶しているのだけれど・・・。
食道楽(上) (岩波文庫) | |
クリエーター情報なし | |
岩波書店 |
小麦粉のグルテンが、身体には、あまり良くないらしい・・・などと言われて始めたりしていて・・・。
特に、外国産の小麦は、遺伝子組み換え、ポストハーベストの問題が大きかったりするので、小麦粉で作るお菓子なども、少しは、手控えた方がよいのかもしれない。
それでも、お菓子と珈琲のある休日(・・・と言っても、毎日が、日曜日なんだけれど)は、小さな幸せを感じる。