さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

『第28回 生命(いのち)の駅伝』表彰式が、 格調高く行われてがん医療の一歩がまた前に!

2022年07月01日 23時05分10秒 | さくらジャーナル
7月1日(月)  晴

午後、三重大学の病院棟5Fで今年の『第28回 生命(いのち)の駅伝』事業の掉尾を飾る表彰式が開催された。
正式には、「令和4年度生命の駅伝がん研究奨励賞授与式」である。

県内各所にお預けした県内美山町産、檜製のずっしりと重い募金箱に、過去1年をかけ、集められた寄金が、今日、5人の同大学研究者の研究奨励のため、お手元に届けられた。

掲出の画像は5人の皆さまと、左から、ご挨拶される同大学医学部付属病院の池田智明院長、中が上村真由事務局長。
右端は、桑名市の患者会代表・下和田恵男さんから池田院長に手渡された募金箱♪
             
式の後半、質疑応答の司会をなされたのは、伊佐地秀司・前医学部付属病院長(中央)。 読者の皆さまにはお馴染みの、『第12回 名張で学ぶがん医療』の講師においでくださり、定員70名のところに、130名超の市民各位が聴講に来られ喜んで帰って行かれた、あの伊佐地先生である。 

右から2人目は、【走る教授♪】の、元・三重大学医学部教授でいらした白石泰三先生、今は桑名市総合医療センター副理事長として、地域のがん医療にもお力を尽くしておられる。
            
以上2枚の写真は、EKIDEN for LIFEの会事務局の庄司佳伸さんから送っていただいた。
佳伸さんは、さくらの高校時代の【友人以上・恋人未満】の友人・庄司昭伸さん(池田回生病院皮膚科部長)の弟君である。
数年前から生命の駅伝事業の一翼を担って来られ、さくらもお見知りいただくこととなった。

昭伸さんは、今年82歳にして現役の臨床医師である。
かつては、皮膚科治療で全国に名を馳せた大阪中津の回生病院・須貝哲郎部長の門下として、今につながる研鑽を積んで来られた。
矍鑠ぶりと独特の【患者に寄り添う】医療(ぜひ大阪・池田回生病院のHP皮膚科の稿をご参照いただきたい)が素晴らしい。(とさくらは、声を大にしたい!)

少し話が逸れたけれど、本日の生命(いのち)の駅伝表彰式では、重厚にして、清々しい風景を見せていただきました。
             
帰りのエレベーターで、患者会代表の下和田恵男さんと恵子さん夫妻とご一緒になり、1Fでお茶を。 名刺交換したら愛知大学の監事のほか、2枚目の肩書が「中部熊野市人会会長」とある。

「えっ、熊野のひと?」、「生まれも育ちも熊野です」
あらら、懐かしい!
「ではでは、花の窟神社(花窟神社)の氏子総代をしておられた速水利純さんをご存じ?」

それから、懐かしくなって2005年に「熊野大花火」に協賛させていただき、『金つなぎ~逝者鎮魂・生者安寧~祈りの海花火』を打ち上げていただいたころの市役所の仮谷係長(当時)や奥田博典観光協会会長(当時)に電話をし、皆さまが「下和田さん? あぁ、市人会の会長さんやね」と即座におっしゃって、下和田さんのご活躍ぶりがうかがわれるのであった。

今年4月13日の「さくらブログ」に下記の記述がある。
4月13日(水)   晴
松阪から『生命の駅伝』主宰者のおひとりで事務局長の上村真由さんとスタッフさんが、名張市役所に募金箱やポスターを持参なされた。

恒例のこの催し、【がんを知り、がんと向き合う】をテーマに、来る5月16日のいなべ市役所出発を皮切りに、11日間をかけて、三重県内各地を走りぬけ、抗がん啓発と募金活動を続け、集まった寄金はがん研究の基金として、三重大学医学部のがん医学研究に寄付される。

がんを明るく前向きに語る・金つなぎの会が、この催しを後援させていただいて、早や23年に及ぶ。
有難いことである。

ほんとうに、有難いことである。




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2 コメント

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ただ敬服あるのみ・・・ (fumiel-shima)
2022-07-04 10:05:32
さくらさん、こんにちは。

「がん」についてお一人お一人がそれぞれの立場で飽くなき小さな努力を続けていらっしゃることがこうして一つずつ立派な実を結んでいくのですね。

「がんを明るく前向きに語る・金つなぎの会」という言葉が病友たちの大きな心の支えとガンに向き合う静かでありながら強い意思、意欲を持続する力になっているのでしょうね。

「金つなぎ」で修復された小さな器の姿にも「威風堂々」や「荘厳」を感じますね。
それにも増して心も練り込まれた「金つなぎの会」の弛まぬ実践活動には敬服あるのみです。
返信する
くれぐれもご自愛を (静子)
2022-07-04 12:51:17
さくら様、こんにちは。
相変わらずのご活躍に主人ともども励まされ遠くから拍手を送っています。
猛暑の候、くれぐれもご自愛くださいませ。
返信する

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