2月18日(土) 曇のち小雨
名張市のがん相談。 予約を聴くことも多いけれど、今日は事前予約が無くて、寄贈された図書の整理をしているところに、お元気そうな佐藤篁(名張市シルバー人材センター理事)さんが、来てくださった。
初めて相談室を訪ねてくださってから3年。 毎月のように何かの関連情報を届けに来、併せてご自分の重篤な消化器系がんについて、意見交換をしてきた。
昨秋、電話にもSMSにも返信がなくなり、転移・再発のことも伺って、何か私にできることはないだろうか?と情報収集していたところでもあったので、もしや?の予感に肝を冷やした。
強い抗がん剤の副作用で、心身共に苦痛にさいなまれ、電話やメールの返信gできなかった、と聞き、お元気になられた今が本当にうれしい。
私たちは、激烈な抗がん剤の副作用について語り合い、「どんな強い副作用も、感じられるのは生きている証拠!」と言い切って闘病なされた病友の強い意志をしのび、『きっと良くなる、必ず良くなる』ことを確認し合った。
佐藤さんは今日も、医療・治療現場の矛盾や不条理の本を持ち込んでこられ、「このさろんが、本格的に稼働するようになったら、テーマのたたき台に出来そうですね」と、話し合った。
過酷な抗がん闘病に取り組んでおられる彼の【自然治癒力・自己免疫力】を上げてくれるのは、「名張市がん・難病相談室付属がん専門図書さろん」に懸ける、夢がたりに他ならない。
心を引き締めて、この附託に応えたい。
「シルバー人材センターの機関紙『ゆうゆう』です。 僕、編集長をしています」。 佐藤さんは、A4版、コート紙製、フルカラー12ページ建ての機関紙を嬉しそうに届けてくださった。
年に2回、会員さんに届けることで喜んでもらえるのが、彼の生きがいのひとつでもあろう。
表紙は、去る2月8日に市内鍛治町の蛭子神社で舞を奉納された七福神の勢ぞろい♪ 「気合の入った紙面づくりが素晴らしいですね!」と、ささやかなエールを贈らせていただいた。
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