さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪ 今年最後の紅葉を、 整形外科の中庭に見る4時間ほど・・・

2021年12月08日 23時08分20秒 | さくら的非日常の日々
12月8日(水)   晴時々曇

午前10時の出発で、伊賀市の谷本整形外科に行く。
今日の谷本シスターズは、美恵子さん、八重子さん、さくら♪の3人。
辻氏のプリウス・スポーツに同乗させていただき、今日もまた有難いことである。

外来待合室とりリハビリ室に面した広い中庭に、名残の紅葉が最後の色香を漂わせる。
「今年の紅葉は今年かぎり」(金つなぎ)、「明日ありと 思う心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」(親鸞聖人御教書)、「明日死ぬと思って生きなさい。永遠に生きると思って学びなさい」(マハトマ・ガンジー)

顔なじみのクリーニング店の奥さんが、「今朝の中日新聞に、あなたのお宅のイルミネーションが大きく載ってますよ」と教えてくださった。
隆三先生にも、「イルミネーションが美しいそうやないですか」と訊ねられ、中日新聞の過不足のない原稿に、感謝のSMSでお礼を申し上げた。
                     
午後2時、4時間に及ぶリハビリ時間を終え、名阪サービスエリアで遅めのランチ。
焼き鯖定食が、ボリューム満点の590円。 パックをいただき、鯖とご飯を半分ずついただいて持ち帰った。
お夕飯は、このほかに白湯鍋の残りとほうれん草のナムルで。
                        
今年胃がんを病んで、2か月ほどの闘病生活であっという間に逝ってしまわれた親友の典子さん。 才色兼備でリーダーシップが備わり、人情に篤くて頼りがいのある大切な友であった。

彼女の鎮魂を祈る形代に、次男が手づくりのリボンを作ってくれた。
                        
東京・田中千代服装学園に学び、デザイナ―でもあった彼女は、私の初孫と二孫の誕生を祝って、それぞれに「ひろのゆきみえほん」と「ぎんしろうえほん」を贈ってくださって、私たちは感動したのだった。

布製の絵本に意匠を凝らしたアプリケが施された、世界に1冊しかない自分のための絵本を、24年後の今も長孫は大切に残してくれている。

典子さんを偲ぶ集いを、学友のご協力を得て各20人限定で2回40人、松阪駅前の割烹を借り切って開催し、それでもまだ足りないと思っていたら、毎日新聞と中日新聞の各記者さんが、書き残してくださった。

有難く嬉しく、お棺の中に入れて次の世に持参し、彼女にお礼の報告をしようと思っている。





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