♪では、これで終わりにしましょう、とＤｒが…

２月９日(月)

いよいよ選挙の風が吹いてきたらしく、昨日も国道で民主党の【のぼり旗隊】を見た。

今朝は各党の関係の方が、相次いで講演会や旅行のお誘いに来てくださる。
公選法に触れないような上手な誘い方で、ね。

幸か不幸か、私のスケジュールが詰まっていて、どの日もパスってことで、ラッキー♪だったけれど。

午前９時半、名張市立病院の整形外科を受診する。

１月１８日、パパの誕生祝に行くべし、の夜、玄関の石段を踏み外して転倒して今日に至っている。

美杉の三重大学演習林の切通しを７㍍も滑落した折にも、急傾斜の階段の十二段目から転がり落ちた時にも、耳に着けたイヤリングひとつも落ちることなく、かすり傷ひとつも負うことはなかった。

そんな私に、今回だけは肋骨不全骨折、肘の血溜、打ち身の痛みが残った。

…ったく、なんてことでしょう。
こんな気合いの入れ方では、がんに立ち向かっていけないでしょうに！

恥ずかしながら、気の張りが足りなかったんだね。
だから、体全体でショックを受け止めてしまったんだね。

私としたことが！

１９日。　初診の日に、「握力を診ましょう」とおっしゃって、大きな両の手を広げてくださった整形外科部長にして副院長の園田潤Ｄｒに、「あら、先生！　両枡掛けですね!!」、私も、なんですよ～♪
って、気軽にお声をかけてしまった。

おおらかで優しい雰囲気が、ついつい、患者の心を開かせる。
…これって、名医の条件のひとつだよね。

さて、枡掛け。
別名「百握り」といわれる手相のひとつで、つかんだ物は決して離さないという。
性格は頑固で意地っ張り。　一度言い始めたらテコでも動かない。

運命線と太陽線が明確に刻まれていれば、その人生は力強く発展し、乱世に強く地獄の底からも這い上がってくるんですって！

なんか。
当たっているような気がする。
…アルと思います！

園田Ｄｒに、首、肩、肘の動き、その他いろいろ診ていただき、「では、これで終わりにしましょう。何かあればまた、来てください」といっていただき、私たちの短い関係は終わったのだった。

これまで、がん以外のどんな症状も自己診断で「快癒」と見做し、通院を止めてきた。
最後まで通院し、Ｄｒがカルテに【終了サイン】を記入される様子を見て、なぜか一抹の感懐がありましたね。

整形外科のアクシデントは、「日にち薬」が一番のクスリ。
来る春の暖かさにこの身をゆだねて、治っていこう！

治す、のではなく、治る！

私は、治る！
うん。