さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪ 早春の楽々窯には、 春告藻(めかぶ)が文字通りの春を運んでくれた

2021年02月21日 19時49分37秒 | さくら的非日常の日々
2月21日(日)  晴、穏やかな春日

午前8時43分の急行で、病友のニシカワくんと、伊勢中川駅に向かう。

今日は、残念ながら、恭子ちゃん、ゆきちゃん、不二子ちゃんのヤング・ミセス三人組が、そろって仕事でお休み。

土曜日の開催とあって、ニシカワくんが初参加。 「自分が使うぐい吞みを作りたいんです」、「じゃあ、 先輩の山口さんに手伝ってもらって」。
同年生まれのおふたりは、すぐに打ち解けて、手びねりのぐい吞みを次々に完成♪

「もともとは、妻が楽々窯の生徒だったんですが、ある時僕も見学に来てはまってしまって、今では妻が、『アレ作って、コレ作って』と言い、僕が作るヒトになっています」。 山口さんは楽しそうにニシカワ君くんのサポートをしてくださった。

ありがとうございますぅ。
                  

楽々窯には、ミセスや看護師さんらの集う多数の教室があって、それぞれに意匠を凝らした作品を作っておられるけれど、我が楽々会のみが、コーヒーブレイクやおやつタイム、ランチタイムなど、口福の時間を楽しませていただく。

今日のメインディッシュは、豪快に鯛を1本大鍋に投じて出汁を取り、白菜、水菜、糸こんにゃく、わかめ、きくらげなどの鍋に仕立て、ポン酢でいただく、豪華なお鍋。

サイドメニューは、焼き春告藻(めかぶ)の生姜醤油、里芋の衣被ぎ、赤芽芋の煮付け、千切り大根と生節の炊き合わせ、

中で、特筆ものは春告藻で、大火鉢で焼き上げ褐色から鮮やかな緑色に代わる様子を楽しみ、たっぷりの生姜醤油でいただく。
「これが出回ると、春が来たと感じますね」と正夫義兄さまがおっしゃって、【さくら@同感!】ですぅ。

伊勢湾の春を告げる一品を、義母上様に教わった通りに作って、正夫義兄さまや皆さまに喜んでいただけた。
                 
いつも、変わったおやつが楽しい楽々窯。

どなたかの差し入れくださった節分の厄除け平次煎餅。
でっかい卵煎餅の中に、小さな桝が入っており、桝の中には、恵比寿・大黒天が納められ、ニシカワくんが喜んでもらって行かれた。

頑張る病友が、たくさんたくさん、お幸せでありますように。
         
紐づくりの湯飲み。 または、酒杯。

2か月前、信楽の土を紐状に丸くして、湯飲みの土台の上に五重に重ね巻きして、湯飲みの形を作った。

「あ~、そこで置いといて。 それ以上広げたら直しようが無くなるぅ」
先生が悲鳴に似た声をあげられ、そのあとは、すい、すーいとろくろを回してくださって、先月釉薬をかけていただき、今日完成となった。(恥;)

土に触れて何かを作り上げることで、心の安定が得られることは、森田正馬(もりた・まさたけ)博士の森田療法に詳しい。

心が穏やかになり、たくさんおしゃべりして、笑って、笑って、今日も自然治癒力・自己免疫力は、MAX♪





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