🎵 【ＪＰＮ奈良 vs OGブリスベーン 】 をつなぐ、 オンライン学習、なう。

４月２７日（月）　　　曇

去る３月２５日のことであった。
成田空港に降り立った乗客の中に、日本人の母Ｔ子さんと豪日ハーフの息子Ａ君の姿があった。

３月１２日にＷＨＯからパンデミックの宣言が出されたことを受け、「一人暮らしの８０歳の日本の母に寄り添いたい」とのＴ子さんの願いが、夫君と勤務先のボスの理解を得られて、あわただしい帰国となった、と聞いた。

Ｔ子さんは、空港から奈良県の実家には帰らず、近くのウイークリーマンションにＡ君と共に住み、電話やＬＩＮＥで実家の母と連絡を取り、２週間後に母子ともにＣＯＶ１９感染の恐れが無いことを確認してから、実家の母と合流された。
Ｔ子さんの計画を聞いた勤務先のボスが、飛行機のチケットからマンション費用に至るまで負担して、現地に残る夫君と共に、快く送り出してくださったというが、お若いＴ子さんの、まことに完璧なＣＯＶ１９対応に感服した。

以来２０日あまり、母子三代の穏やかな日々を過ごしておられるＴ子さんの母・Ｎ夫人から、掲出の画像がＬＩＮＥメールで届いた。

今年２月から小学１年生になったＡくんは、毎朝８時にはパソコンの前に座り、オンライン学習を現地の同級生と同じスタイルで受講できるという。
日豪の時差は約１時間なので、午前９時に始まる現地の授業を、１時間早く受けられ格別の負担はないそうだ。

小学１年生から英語のほか、第二外国語にドイツ語を履修、母の母国語を併せるとトリリンガルになるＡくんは、オンライン授業を喜んで受けておられると聞いた。

翻って、日本の現状はどうか？

本日付けの読売新聞朝刊が、１面の肩に囲み記事を掲載している。
『文部科学省は、小中高校生の家庭学習の充実に向け、パソコンやタブレット端末を使って出題、解答するオンライン学習システムの開発に乗り出す。今年度中に実証研究に着手し、将来的に教員が作問・出題から成績評価まで活用できる環境づくりを目指す。』と。
また、『国主導でシステムを開発し、感染症の蔓延や大規模災害が発生した際にも自宅や避難先での効率的な学習を可能にしたい考えだ。２０２０年度補正予算案に調査研究費として１億円を計上した。予算成立後に委託業者を公募し、試作システムをモデル校に導入。早期の本格運用に向けて改善点を洗い出す。』って。

義務教育の現場は、有事以前に、まだ、こんな有り様なのだ。
我が日本、オーストラリアに５年近くは遅れているね。（なんとか、３年後にはオンライン教育が確立していますように！　キャリア・リンク社の若江真紀社長、スタッフさん、頑張ってくださいませ♪）


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ブランチの前に、今日から始めたバナナと緑黄色野菜のスムージー、ヤクルトミルミル、キリのクリームチーズ♪
いずれも、生体の自然治癒力・自己免疫力を賦活化させて、がんにもＣＯＶ１９にも負けない体づくりを応援してくれる。

強力なマイ・ブーム＠１０年来！