11月9日(水) 晴
朝から大阪に行き、所用をあれこれ済ませて夕方、T氏の車で近鉄上本町駅まで送っていただいた。
「ありがとうございます。この先を左折してロータリーで降ろしていただけますか?」、「あー、ロータリーはもう、無くなってますよ」
長年、送迎の車が出入りし、タクシーも伴待ちしていた、あのロータリーは、10年余り前に新歌舞伎座が高層ビルの6~8階にオープンした頃から、再開発の波に洗われ、今では近鉄の乗客や百貨店に行く人達が利用するだけになった。
『健康咲かせる手づくり惣菜 咲菜(さかな)』の店名もそのままに、手づくり総菜にこだわる近鉄上本町駅のエキナカショップ・咲菜(本社;千惣=岡山フードサービス)は、今日も健康志向の顧客でにぎわっている。
社長の岡山克己さんは、『食の総合サービス業』 を目指し、「美味、安心、安全、便利」な食品の提供に、夢と情熱を燃やし続けて来られた、笑顔の爽やかなシニア・ダンディだ。
もくもくファームの木村修社長や吉田修専務、ベルリーナ化粧品の中島美貴子社長と揃って、わが家を訪ねてくださった日、互いに初対面であるにも関わらず、近くの駐車場でお出迎えしたさくらに、満面の笑顔で握手の手を差し伸べてくださった。
こだわらない、捉われない、自由闊達な好漢を、さくらは一目で好きになってしまった。
類は友を呼ぶ。
木村社長も吉田専務も、中島社長も、そろって夢を語り実行に移し、企業の明るい未来を信じて実現させてこられた。
その後、木村社長だけは鬼籍に入られ、次の世で新規事業のコンサルテーション構築に、力を注いでおられる。(と信じている)
久しぶりに、咲菜の前を通って感懐ひとしおであった。
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