友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

若い人たちに期待する

2015年08月03日 19時27分31秒 | Weblog

 夏祭りが終った。今年は暑すぎた。みんな疲れ果てた。朝早くから準備にかかり、昼からは本格的に下拵えに入る。玉のような汗が滴り落ちる。拭いても拭いても噴出してくる。水ばかり飲んで、食欲は全くなくなった。完全にグロッキーに陥って何も食べたくない。終って後片付けをして帰るとどうしても午後10時になってしまう。そこから1時間半ほど、ワイワイ反省会になる。冷たいビールが美味しい。他は何も欲しくない。

 「鮎の塩焼きはいかがですか?」と声をかける。8年もやっていると結構リピーターがいる。「ここのは美味しいから」と褒めてくれる。小学生が「天然鮎ください」と言う。「天然は小さいよ。それでもいいの?」と聞くと、「いいです。昨年も食べたけど、美味しかったから」と言う。焼き手のオジサンは感激して、「よし、ボクにはもう一つプレゼントだ」と小ぶりの天然鮎を2串渡してしまう。

 「ビールはないの?」と何度か聞かれた。その度に私は「今年から会場内ではアルコール類の販売は禁止になりました。ノンアルコールならありますよ」と答える。それでも「ビールが飲みたい」と言う人には、「ここを左に曲がった会場の外なら売ってますよ」と教えてあげる。会場内は販売禁止だけど、会場の外なら売っていても規制できない。ましてや商売でアルコールを売っているのをダメだという法律はない。

 夏祭りの会場に隣接して、料理屋さんがある。昼間通りかかったら、主人が駐車場を掃除していた。地域新聞の時からの知り合いだから、「ビールは売らないの?」と聞いてみた。「市の担当者から自粛してくれと言われているので、大々的に出来ないけど、お客さんが欲しいと言われれば売らないわけにもいかないので」と言う。「一応、警察にも問い合わせてみたけど、ダメとは言ってないと聞いたので、こっそりとやってます」と教えてくれた。

 こんなに暑い日。国会で磯崎補佐官が「安定性などどうでもいいんです」と発言したことを「お騒がせして申し訳なかった」と謝っていたが、「安全環境が変わった」という信念は変わらないようだから、安全保障関連法案を何がなんでも成立させたいのだろう。今朝の新聞に高校生たちが「法案反対」のデモを行なったとある。以前、私が「今の大学生はデモもしない」と書いた時、大学生がデモを行なっていることを教えてくれた人がいたが、若い人たちが政治に目を向けてくれ、本当によかった。

コメント
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