友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

猫にエサをやりに行く

2019年08月23日 18時34分13秒 | Weblog

 朝から雨が降っていた。止んだ時も空は雨雲で覆われている。いつからだったか覚えていないくらい長い間、エアコンをつけっぱなしにしていないと生活できないくらい暑かったのに、つけなくても充分涼しい。もう8月も下旬、秋の気配があってもおかしくない。

 長女一家が長崎へ旅行に出かけたので、夕方に猫にエサをあげに行った。頼まれたカミさんはエサのあげかたを何度も動画で学習していた。私は運転手とカミさんが怖がらないようにサポートする役だ。誰もいない、いや猫だけがいる家に、ひとりで入って行くには勇気がいる。

 もう夏休みも残り少ないが、小4の孫娘は宿題をやっているのだろうか。先日来た時に聞くと、「出来ている」と言う。カミさんが「自由研究はあるの?」と尋ねると、「やってもやらなくても自由だから、やらない」とはっきりしている。テレビでは、子どもたちが夏休みの宿題で一番困るのは何かと聞かれ、「読書感想文」と答えていた。

 私の跡を継いで、地域新聞の編集長を務めている後輩は、読書感想文の書き方講座を行っていたが、私も彼女の講座を受けてみたい。私は子どもの頃から書くことは好きだったが、遊ぶことがもっと好きだったのか、夏休みの宿題はいつもぎりぎりになって慌ててやる方だった。中学3年の時は出来なくて、担任に「提出しません」と申し出た。

 夏休みは「休み」なのだから、宿題を出すのは間違っていると勝手な理屈をつけ、「休み」らしく過ごしていた。知多半島の母親の実家へひとりで出かけたり、ひとりで映画を観にいったり、街中をひとりで歩き回ったり、ひとりで隣り町の祭りを見に行ったり、ひとりで本を読んだりしていた。読書感想文は書いたが、他の宿題はいい加減だった。

 小4の孫娘は好きなことは好き、嫌いなことは嫌いとはっきりしている。グズグズと判断を先延ばしにすることは無いので頼もしい気もする。長崎で何を見てくるのだろう。父親は「軍艦島を観たい」と言っていたが、島には行けたのだろうか。石炭の発掘遺跡やキリシタン信仰遺跡、原爆資料館など、人が創ってきた歴史にも触れて欲しい。

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