友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

卒業生の『同級生新聞』は7号になった

2020年12月09日 17時24分45秒 | Weblog

 同じ高校で3年間学んだ友が、50年の時を経て、あの頃を振り返ったり、近況を伝え合ったりする『同級生新聞』を発行したいと言ってきたのは今年の春だったと思う。発行責任者は発行の意図を、「コロナウイルスによる長い自粛生活に疲弊されていると思います。同級生のエピソードを新聞仕立てにして、楽しんで頂けたら幸いと作りました」と第1号に書いている。

 印刷して配布する訳だから、時間もかかるがお金もかかる。3号で終わりになるケースが多いのに、7号にまでなった。いくら彼が「政府からの支給金10万円を原資とした」と言っても、彼ばかりに相当な負担がかかっていることは事実だ。私のようにパソコンは持っていてもデータが開けない人もいるから、印刷と配布は必至になっている。

 届けられた『同級生新聞』を読んでいると、彼らと私は8歳ほどしか違わないが、私などよりもはるかに立派に生きている。人生は波乱万丈、良い時もあれば悪い時もある。どんなに平々凡々に生きてきたという人でも、谷もあれば山もある。ああ、私は足元にも及ばないなと思う。大学へ進学した子は教師になったが、ほとんどの子は卒業して会社に入った。いつの間にか経営者になっている子もいる。

 高校生の時にはヤンチャで見えなかったが、みんな優秀な素質を持っていたのだ。50年経ても、「先生」と呼んでくれる。私は教師冥利に尽きる。彼らが70歳の古希を迎える時、私は77歳の喜寿となる。そんなに長くまで生きていたくないのに、「一緒にお祝いしよう」と言ってくれる。どうなるのかなあー。

コメント (1)
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