午後、カミさんは「今日はホワイトディーだからね」と、意味深な言葉を残して出かけて行った。でも、バレンタインディーにカミさんからチョコをもらった覚えが無い。2月14日のブログを見ると、ビーフシチューを作ってくれて、ワインまで付いている。
私は急いで冷蔵庫を開いて、今晩の料理を考える。自分で作らなくてもレンヂでチンすれば出来上がるものを探す。お返しにワインを付けるとなると、ハンバーグがいいか。それにベーコンのブロックがあるから、焼いて添えれば見栄えもする。野菜サラダも作ろう。
バレンタインチョコを送ってくれた小3の孫娘に、新聞広告で気になった絵本を3冊送った。昨日、茨城の次女から、本が届いたことを知らせるメールが送られてきた。けれど、孫娘はムッとした顔をしている。やっぱり本よりもお菓子がよかったのか。
私は機会があれば孫娘たちに、読んで欲しい本を贈っている。中2になった孫娘には不要になった絵本があるはずだから、「要らなくなったら持って来ていいよ」と言ってあるが、返却は無い。幼児向けでも本は意外に、大きくなって読んでも面白いものだ。
長女のダンナが、一攫千金を目指して開発してきた機械がほぼ完成したようで、17日にはそのお披露目がある。祝儀にいくら包んでいくべきかと悩んでいる。どんなもので、どれくらい利益が出るのだろう。ダンナから聞いている限りでは、かなりの儲けになるようだ。
身内が金持ちになってくれれば有難いが、金持ちにならなくても、自分の好きなことに邁進する人生なら、親としては嬉しいし応援したい。長女も次女も、いい男に巡り合った。夏井いつきさんは「人生は旅」だと言い、どこかで出会うべき人と出会うものだと。
出会って結婚して、「運命の人」だった相手に(自分でも自分が分からないのに)、全て自分を理解して欲しいと願うのは無理なことだ。年老いた先輩夫婦に円満のコツを聞くと、「相手に求め過ぎないこと」と言う。なるほど、しかり。