いったいどこで、どうしてコロナに感染したのだろう。私はほとんど家に居て、人と接触する機会が無い。私のブログを読んで、長女のダンナが「あるとしたら、松坂屋美術館で『不思議の国のアリス』を観られた、デートの日じゃーないですか」と冷やかす。
それは有り得る。混み合ってはいなかったが、人が大勢いたのは確かだ。たまたまこの日はクリニックの受診日で、ふたり揃って出かけたから、そこで感染したのかも知れない。それにしてもなぜ私だけが感染したのだろう。
カミさんは身体を動かすことが好きでジムに通っているし、友だちもたくさんいて、よくランチに出かけている。感染の可能性を考えれば、圧倒的にカミさんの方が高い。それにカミさんも時々咳き込んでいる。今朝はその咳き込むが酷かった。
「やっぱりクリニックへ行ってくる」と出かけて行った。帰ってくると、「コロナ陽性だった」としょぼくれている。いつも一緒に居て、寝る時も同じ布団なのだから当然だった。「食事も寝室も別々でなくていいって」と言うが、ひとり暮らしは気軽でいいので、しばらくはこのまま別々で暮らすことにする。
カミさんは薬を飲んで、横になって、時々トイレに起きる暮しになった。何かしゃべろうとするがロレツが回らず、それが気になるから黙っていることが多くなった。感染したものは元には戻らない。薬を飲んで待つより他に手は無い。
昨日、立憲民主党の党首選で野田さんが党首に選ばれた。週刊誌にビートたけしが、「過去の遺物」(そんな表現ではなかったが、忘れてしまって申し訳ない)のような人物と書いていた。野田さんにしても枝野さんにしても、責任をとって退いた人である。
自民党の総裁選挙はますます注目されている。誰がなっても自民党の体質は変わらないのに、大きく変わるイメージが作られている。夕方になって、また咳き込むようになった。空気は冷たく感じる。さて、晩御飯は孫娘のピアノの先生からの差し入れを並べさせてもらおう。