友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

高齢者問題の解決はどこにある

2024年11月26日 18時03分22秒 | Weblog

 また寒くなって来た。昨日はあんなに暖かかったのに。もうすぐ12月になるのだから、寒くなるのは当たり前なのに、気候の変化が分からなくなってしまった。

 昨日、中学の時の友だちが集まって話していて、「みんな年取ったね」の声が上がった時、すぐに「当たり前でしょう。私たちが還暦の歳に生まれた子が、二十歳になるのよ」と指摘する。

 20年もアッという間だったけれど、中学を卒業してから65年間もあったのに、アッという間だった。同級生でも亡くなった人は結構いる。それでも、こうして集まることが出来たのは幸せなことだ。世話役をしてくれた岡崎の友だちは、カラオケがしたかったみたいだが、みんなで話せて良かったと思う。

 ビックリしたこともたくさんある。女性たちの子どもや孫の話を聞いていたら、東大を出たとか、津田塾を卒業して東大出と結婚したとか、それだけじゃーなくて、今では会社の社長になっているとか、立派な息子や娘そして孫を育てている。どんな子育てをしたのかまでは聞かなかったが、大したものだ。

 家でカミさんにその話を報告した。すると、「そういう教育をされたからでしょう。なんでもいいわ、いいわで放っておいて、東大なんかに行ける訳無いでしょう」と、私の放任主義が子どもをダメにしたと厳しく指摘された。「でも、いい子に育たんだから、ヨシよね」とも言う。バカだった。他人の家の子の「出世」(?)を妬ましく思うとは、なんと恥ずかしいことか。

 高齢者が増えていても、みんなが幸せに暮らしているなら問題ないが、連れ合いを亡くして家に閉じ籠りの老人もいる。そんな年寄りを引っ張り出して、仲間と交流させようと頑張っているボランティア活動がある。

 私は、ひとり静かに逝きたいと願っているが、友だちが出来て活力を得る高齢者は多いそうだ。そこまで世話をしなければならないのかと思うが、それでみんなが幸せになれるのなら、そうした努力も無駄では無いだろう。高齢者問題の解決は、そう簡単では無い気がするが‥。


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