友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

人生は出逢いであるという映画

2024年11月21日 21時29分44秒 | Weblog

 毎週水曜日のデートが出来なかったので今日、映画を観て来た。卒業生がフェイスブックで、「泣けた」と書いていた映画『アイミタガイ』である。観ていて私も涙を流してしまったが、決してお涙ちょうだいの映画ではなく、人生は奇縁で結ばれている映画だった。

 「アイミタガイ」について、映画の中でも「それって何ですか」と訊く場面があった。そう、私たちの子ども頃は耳にした言葉だが、最近は使われなくなった。「お互い様」といった時に、気にしなくてもいいよといった意味で使われていた。

 出逢いが様々な形で展開していく。初めは何だかよく分からなかったが、そうか、そんな風に結びついていたのだと振り返ることが出来る。全編が仏教でいうところの慈愛に満ちている。縁がどんどん結びついていくのだ。

 人は困っている人を見れば、助けたくなる。そんな出逢いがまた、人を助けることになる。自分に出来ることがあるなら、進んで手を差し出せば、助かる人が生まれる。それは巡って来るもので、それを求めたなら巡っては来ない。

 ロケ地が桑名や四日市だったので、行ったこともあり興味も湧いた。93歳(?)の草笛光子さんのピアノ演奏では、いろんなことが思い出されて涙が溢れて来た。音楽には力があると感心した。

 私が書斎に使っている部屋に、観葉植物が5鉢残っている(写真)。水を遣らなければ枯れていくのに、どうしても水遣りを欠かすことが出来ない。今では天井まで伸びてしまい、私が元気なうちは水を遣ろうと決めている。

 水を遣ったからといって、植物が何かを返してくれる訳では無いが、居なくなれば淋しいだろう。古い写真と一緒で、何の思いも無い人なら処分できるだろう。おっと、遅くなってしまったのでここまで。


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1 コメント

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Unknown (さだしです。)
2024-11-22 20:31:45
「アイミタガイ」ご覧いただけましたか。
作家の中條てい(ちゅうじょう)さんは鈴鹿市出身の68歳、
映画が凄く気に入ったので原作を読みたくななり購入したのですが
原作は映画のストーリーとは違い、「定刻の王」「幸福の実」「夏の終わり」「ハートブレイクライダー」「蔓草」と
五つのストーリーに別れていて映画の様に筋が一本にまとまっていないのです。
この映画の脚本に原作者はどう感じておられるのか自分の原作を超えたと思われてるのか
全くの別物と捉えておられるのか? ネタバレになるのでこれ以上書けませんが、私はどちらも良いと思います。
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