友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

気が付いた人がやればいい

2022年08月04日 17時20分41秒 | Weblog

 昼過ぎ、遠くで雷の音が鳴っていると思ったら、雨がパラパラと降ってきた。午前中にルーフバルコニーの掃除をし、排水口の落ち葉や砂を取り除いておいてよかった。少し涼しくなったので、エアコンのフィルターの掃除をする。エアコンを使う前にも掃除はしたので、埃はたいしてついてはいなかったが、これで効率はよくなるだろう。

 定期的な手入れはするし、物がキチンと収まっていないと気になってしまう。玄関には造花ではなく生花を飾っておきたい。そんなことで、鷹揚なカミさんと行違ってしまうことがある。中日新聞に『つれあいにモノ申す』というコナーがあるが、いつ読んでも面白い。

 今週も「冷蔵庫を閉め忘れ、『ピッピッと鳴っていた』と妻に注意された。次の日、今度は妻が閉め忘れたので一言言ったら、『少しだけでしょ!』と。隙間の問題かな?(ふに落ちない夫・72歳)』を読んで、どこの家も同じだなと笑ってしまった。

 育ってきた環境の違いは価値観や美意識に微妙な影響を与えている。私は流しに食器や調理道具が置きっぱなしになっているのが気に入らない。子どもの頃、流しはきれいに片づけてあったが、水が飲みたくて電灯を点けたら、ナメクジがウヨウヨしていたことがトラウマになっている。

 カミさんの叔父がやっていた和食料理店で働いていた時、叔父の口癖は「作りながら片づける。まな板の上に料理する物以外は載せるな」だった。流しに食器や調理道具が放置されていると堪らず洗ってしまう。今では、「気が付いた人がやればいいのよ」と断言するカミさんの言葉に納得している。


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