ジャスミンが咲き出しバラも咲き、花たちの季節がやって来た。今年はミカンの木がたくさんの花を咲かせた。誰かが、「ミカンとカキは交互に盛況になる」と言っていた。自然界にはそんな法則があるのかも知れない。
花の世話をしていると不思議だが、幸せな気分にさせてくれる。花が色や匂いで虫を呼ぶように、人に愛でされることで自分を守っているのかも知れない。人は花を見ることで、人への愛も覚えていくのだろうか。
砂漠に花は咲かないかも知れないが、砂漠の民は自分のテントに他人が訪ねて来れば、招き入れて寝食を共にするとどこかで読んだ。砂漠では互いに助け合わなければ生きていけないからだ。ウクライナは世界の穀倉地帯と言われている。
豊かな土壌だから争いの種になるのだろうか。欧州の人々はアフリカの人々よりも、豊かな生活をしているように見えてしまうのは偏見なのだろうか。アフリカは食べる物に困らなかったはずだったが、飢えで死ぬ子どもたちがいる。
何がどう間違ってしまったのか、なぜ神は不平等を許しているのだろう。いやきっと、何が豊かで何が幸せなのか、人々に考えさせるためなのだろう。でも、どんな目に遇っていても、他人と比べ無ければ、不幸とか幸福とかを考えないだろう。
人は花や虫のようには生きられない。考える力を持っているが、それだけに難しい存在でもある。明日は「母の日」、母に感謝である。
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