5月に行った時は閉園日だったので、今日は事前に確認して出かけた。可児花フェスタ記念公園は名称が「ぎふワールド・ローズガーデン」に変わっていた。バラの世話をして働いている人の数も少なくなったが、見せるための庭造りにいっそう力が込められているようだった。
西の入口は目の前にバラ園が広がっていて、誰もが「ワァー凄い」と感じてしまう(左の写真)。時間は早かったが目の前のイタリアンレストランでランチを取り、それからゆっくりとバラ園を回った。常に来客を呼ぶためには、絶えず花を咲かせておかなくてはならないから、見ごろの花壇を季節ごとに変えているようだ。
5月半ばなら真っ盛りだっただろうけれど、枯れかけている花が見られるのに、取り除く人手が足りないようだ。それでも遠くから眺めれば見事である。何の記念なのか分からないが、子どもを連れた花嫁と花婿がバラを背景に、写真家にポーズを指示されて何枚か撮影されていた。
外国人の女性がボーイフレンドの前で写真を撮っていたが、シャッターを押す瞬間にスカートを開いて太モモまで見せていたので、思わず見とれてしまった。スラリと背が高く、黒人かアラブ系のモデルのような美人だった。けれど、今日のような平日は圧倒的に年寄りが多い。
レストランでもバラ園のベンチでも、老夫婦が一番目に付く。カメラは持っているが、撮るのはもっぱらバラで、相手を写真に収める様子はなかった。華やかなバラに包まれてしまうと見劣りがするからだろうか。たまに若い夫婦や子連れの母親同士のグループは、「これキレイ」とバラを背に撮影している。
「ローズガーデン」は少しずつだが変化していて面白い。こんな風に庭園が造れるなら、どんなに楽しいだろうと思うけれど、実際にここで働いている人は大変だろう。それでも私はここが好きで、また来たいと思う。
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