友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

卒業生3人と名古屋芸大および昭和博物館へ行く

2022年11月10日 17時42分21秒 | Weblog

 外は穏やかな秋晴れ、気になっていたクレマチスを大きい鉢に移し替えようと朝から頑張った。1つ目が完成し、余りに根詰めて作業を続けていて時間を忘れていた。カミさんは名古屋へ出かけているから、万が一ルーフバルコニーで私が倒れたら迷惑になる。

 「水分を補給しなさい」とも言われているしと思い、部屋に戻ったら正午前だった。昼食を用意して食べ終わったので、もうひと踏ん張りしようと思っていたら電話が鳴った。卒業生が「マンションの下にいる」と言う。名古屋芸術大学での写真展を見に行くから一緒に行かないかという誘いだった。

 私が初めて担任をしたクラスの子たちで、今年で70歳を迎えているから、見た目には私とそんなに変わらない。名古屋芸大の西キャンパスにある展示棟で、カーデザイナーの永島譲二さんの作品が展示されていた。電話をかけてきた男は高校生の時から車好きで、トヨタ自動車に就職した。

 彼は車の雑誌で永島さんを知っていて、展示に興味を抱いたようだ。永島さんはオペルやルノー、BWMで車のデザインにかかわったが、展示されている作品はカーデザインではなく、雑誌に掲載された車をテーマにした水彩画だった。水彩の使い方など見事で、添えられている文章も面白かった。

 彼が「大学のカーデザイン教室を見たい」と言うので、受付の女の子に伝えると教室まで案内してくれた。教室内を見ていると先生がやって来たので、工業高校の卒業生であると話すと、「今、永島さんが学生に教えているから、見ますか」と言ってくれる。車好きの彼は遠慮することなく聴講生となった。「いやあー、参考になったわ」と満足そうだった。

 その後、北名古屋市の「昭和博物館が見たい」と言うので案内した。地下駐車場に置かれた古い車に感動し、3階の博物館へ上がる。受付嬢が私の名前を呼び掛けてくれたが、私の方が覚えていない。「この歴史民俗資料館が開館した時からいます」と言う。私が地域新聞で書いたことを覚えていてくれたのだ。

 卒業生3人と、「懐かしい」などと話しながら見て回る。東芝の作品があると写真を撮り、東芝に就職した同級生に「送ってやろう」と言う。卒業して半世紀以上になるのに、仲がいい。明日の「同級生新聞」が楽しみだ。


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