井戸掘り仲間で、スマホが扱えないのは私と83歳の先輩だけである。先輩もスマホは持っているが、「やらん」と拒んでいる。私も娘からスマホを与えられているが、孫娘たちとのlineでしか使っていない。費用も娘が払ってくれている。
それにしても、スマホが普及したのはいつからだろう。街中でも歩きながら、自転車に乗りながら、中には自動車を運転しながら、スマホを操作している。全く知らない人に向けても発信できるし、逆に情報のキャッチも出来る。
しかも、スマホは世界中に広がっている。ニュースを観ていると、中国やアフリカでも人々はスマホを操作している。ウクライナの家族が、連絡を取り合っているのも、ロシアの兵士が母親と会話しているのもスマホだった。
こんな小さな機械が世界中にあり、発信も受信も出来るのだから凄い。誤振込された4630万円を「使ってしまった」と言う男も、スマホを操作してギャンブルをしたという。スマホを操る人を見ていると、よくまあ間違えずに器用に指を動かすと感心する。
スマホは世界を一新するだろう。誰もが勝手に発言できるし、情報の収集もできる。けれど誹謗中傷や世論操作も行える。人間のレベルが高まらないと危険な機械でもあると思う。考えてみれば人間はいつも、新しいものを作り出しては、歓喜も恐怖も生んできた。
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