寒い朝がやって来て、寒暖の差に過敏に反応するのか、朝から鼻水が止まらない。ズーと花粉症だと思っていたが、どうやら過敏症のような気がする。30代の頃から、春と秋は鼻水とクシャミに悩まされてきた。体質のようなのでどうしようもない。
上の孫娘が息子を連れてやって来た。もうすぐ1歳の誕生日を迎える曾孫は、立ち上がり、壁に手をついて、よく歩けるようになった。オモチャでも遊ぶが、小物入れなどの引き出しを開けて中の物を引っ張り出すことに興味があるようだ。
食卓の下に入り込み、顔を合わせると上機嫌な笑顔を見せてくれる。1歳になるのにまだ髪がちょっとしか生えていない。次女が、「パパと気が合うのは同じ頭だからよ」と冷やかす。見ているだけだが、曾孫の相手をよくしているからだと思う。
赤子は観察していると面白い。私は強制せずに、ただ見ているだけだが、曾孫もその方が安心して接することが出来るようだ。叱られそうな行動をする時は、チラッと母親の方を見る。「ダメ!」と言われなければ、エスカレートしていくが、母親の表情を読み取り、止めて次へと移る。
人間は周りの大人を見ながら学んで育ってきた。今のように家族が夫婦だけとか、母親だけの環境では、見て学ぶ量が少ない。大家族は大変だったけれど、赤子にとっては良い環境だったのだ。孫娘も積極的に同世代の母親の集まりに参加しているようだ。
自民党総裁選の時、孫娘は「高市早苗がいい」と言っていたが、なぜかは聞かなかった。今回の選挙で「候補者が3人しか出ていない」と不思議がるので、「野党が共闘して候補者を1本化しているからだよ」と教えると、「そうなのか」と言う。
新聞は取っていないし、テレビもニュースは見ないのだろう。小さい時から私の選挙を見ているのに、私がどういう考えの人か理解していない。それは私の責任でもある。
今、手軽に情報を得る手段としてSNS(ツイッターやユーチューブ等)があげられます。これは若い人たちに限らず、私たちシニアも簡単にPCまたは携帯(スマホ等)で様々な情報を得ることが出来ます。
ただSNS等は今話題となっているDappiやヤフコメに見られるように、投稿者等に対してデマや誹謗中傷を流し続け「嘘も百遍言えば真実になる」的な世論操作も可能で、それを信じて感化される人も当然出てくると思います。
ネットでいろいろな情報が錯綜する中、それをどう見極めたらよいのか。その人の判断基準=学習経験値が問われているのでしょうか。