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2020.08.26 もう1つの嬉しかったことと、ショックだったこと。

私は、物欲が強いと思う。
金銭欲は、浪費家だと言うことが証明するように、大変薄い方だと思う。

そんな私が、先日、大好きだけど、もったいなくて余り着ていなかった服を着て、
大阪の百貨店へ行った。
すると、1階のハンドバック売り場(このメーカーは,ハンドバッグの部門もある)の
若い店員さんが、大きな声で懐かしそうに,◯◯さんと、私の名前を呼んだ。



何処で会った方かしらと聞くと、西宮ガーデンズで、同じメーカーの販売員をしていた
とのこと。
私が、たまたま着て行ったトップスは,その頃そこで買ったものだった。
彼女は、それを良く覚えていると言っていた。
私は、これをとても気に入っていて、そこの一人の販売員の人が、この下に何とも
美しいジョーゼットの様な薄い生地の美しいオレンジ色のスカートを合わせていて、
その組み合わせが素晴しくて、いつも見とれていた。
この若い店員さんも、「あ〜、あの組み合わせ,私も大好きでした〜。」と言っていた。
6〜7年前のことを、お互いにこんなに覚えていて、意気投合するとは。^^
「私は,ずっと、あの様なスカートが欲しくて、探してるのよ。」と話して、別れた。


このトップスが、その現物。
まるで、入れ墨見たいよね。「ヨゴザンスカ?」などと、ふざけていたが、この繊細
な模様がたまらない。
この薄紫のパンツを見付けてからは、これが気に入ってこの組み合わせで着ていたが、
それでも、オレンジ色のジョーゼットか、チュールのエレガントなスカートを探す気持ちは
変わっていなかった。



すると、何と!その帰り道、家の近くのブティックで、ひょんな事から、オレンジ色の
スカートを見付けた(キュロットスカート)、あこがれのあのスカートの女らしい
優しいイメージとは,全然違っているけれど、色もこちらは少しきついけれど、
でも、これはこれで、私は好きだと思った。もう、これで行こうと決めた。
6〜7年間もの探しものが、これで決着。その日は、嬉しくて嬉しくて。

翌日、あのトップスを買ったところと同じ店(移転して今は大阪にある)に、
見せに行った。とうとう,見付けたのよ,見て見てと。
あのハンドバッグ売り場の彼女は、お休みだった。

そして、帰り道、スーパーで、トイレットペーパーの大きな包みが、何処かに
当たったのか、エレベーターで、転んでしまった。

私は、いつも、エレベーターでどなたかに何かが起こったら、真っ先にここを押すのだと、
確認しているので、人がエレベーターで転んだら、真っ先に赤いボタンを押すだろうし、
もしボタンが遠い場合は,その近くの人に、「そこの赤いボタンを押して止めてくださ〜い。」
と叫ぶだろうから、その訓練は心の中でいつもしているので、すぐに止められる自信がある。
しかし、自分がそうなった時、意外に「早く赤いボタンを押してよ。」とは、言い難かった。
それで、転んだ後の10メートルほどを、転んだままの形で移動した。
上の終着点付近で、10人程の方が、心配して待ち構えて下さっていて、私を立たせてたり、
係の方を呼んだりして下さった。
幸いどこも打っては居なくて、お尻は、脂肪が多かったのか、全く痛くも何ともなかったので、
すぐに帰って来た。


そして、みえちゃんに,写真を送り、繕うためのオレンジ色の糸を送ってと連絡した。


すると、ガラケーなのでわかりにくいので、スカートだけの大きな写真を送ってと
連絡があったので、送った。


よくみると、買ったばかりのスカートは、こんなに破れている。

始めは、自分で、破れをかがろうと思っていた。
しかし、こんなに待ちに待って手に入れたスカートなのに、
いい加減な修理は止めて、ミエちゃんに頼もうと思った。
彼女も,それが良いと思うと言うので,本日、彼女に現物を
郵送した。

そんなことで、このスカートが手に入ってことが、<嬉しかったこと1件で>で。
それを着て、初日に転んだことと、破いてしまったことが<ショックなこと1件>だった。
いやはや。おそまつでした。(終わり)
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