高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

季節の花がこれほど美しいことに・・・さだまさし「人生の贈り物」

2008年05月04日 01時38分14秒 | ●“私を支える”一言・本・音楽.etc・・・
11連休の人には連休の後半になるのでしょうが、カレンダー通りの休みの私には、今日が連休の初日。

家族が午前中にそれぞれ外出して、私だけが家に独り。
たまにはこんな時間もいいものです。

シャワーを浴びてから、午後4時頃に外に出て、高島平の団地を歩いてみました。

いつもの見慣れた街並みと、緑の多い眺め。

同じ景色でも、その時の立場や気持ちで、眺めも変わって見えるのでしょが、27年も“この街”に住んでいると、何気ない景色が心地よく、表情も穏やかに見えてきます。
歳を取るということは、段々と身近なものに、慈しみを覚えることなのかもしれません。

そんなことを考えてると、この曲をふと思い出しました。

何年か前に東京に遊びに来た、高校の同級生が教えてくれた、「人生の贈り物」~他に望むものはない~という曲です。

作詞は韓国の楊姫銀(ヤン・ヒウン)、さだまさしが訳詞・作曲をしています。


(一)季節の花がこれほど美しいことに
   歳を取るまで少しも気づかなかった
   美しく老いてゆくことがどれ程に
   難しいかということさえ気づかなかった
    もしももう一度だけ若さをくれると言われても
    おそらく私はそっと断るだろう
    若き日のときめきや迷いをもう一度
    繰り返すなんてそれはもう望むものではない 
   それが人生の秘密 
   それが人生の贈り物
 
(二)季節の花や人の人生の短さに
   歳を取るまで少しも気づかなかった
   人は憎み諍(いさか)い そして傷つけて
   いつか許し 愛し合う日が来るのだろう
    そして言葉も要らない友になってなってゆくのだろう
    迷った分だけ深く慈しみ
    並んで座って沈む夕日を一緒に眺めてくれる
    友が居れば他に望むものはない
   それが人生の秘密 
   それが人生の贈り物

(三)季節の花がこれほど美しいことに
   歳を取るまで少しも気づかなかった
   私の人生の花が散ってしまう頃
   やっと花は私の心に咲いた
    並んで座って沈む夕日を一緒に眺めてくれる
    友が居れば他に望むものはない
    並んで座って沈む夕日を一緒に眺めてくれる
    友が居れば他に望むものはない
    他になにも望むものはない
    他になにも望むものはない
   それが人生の秘密 
   それが人生の贈り物


離れていて同級生には中々会えませんが、とても含蓄のある詞で、いい曲を教えてもらったと感謝してます。

これから“美しく老いていくため”に、私は地元に“ときめき”を、感じているのかもしれません。
コメント
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