高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

“カナダでは北向きの部屋が一番喜ばれる”・・・発想の転換。

2008年05月10日 04時04分56秒 | ●美意識・ファッション・デザイン私的考察
先週の金曜に、デザイン会社3社の社長の方々に集まって頂き、今後の仕事の在り方について、話し合ったのですが、今日、2回目の話し合いを行いました。

話し合いの場の目的は、同業同士でお互いに刺激しあい、仕事のモチベーんション高めあうためです。

キャリアの長い社長ばかりなので、引き出しも豊富。
話し合うことで、今後の参考になるよな話しが、ポンポン出てきます。

今日もその中の社長の一人から、発想の転換になるような話がありました。

その社長の方が、25歳位の時にカナダに行って、文化の違いを如実に感じ、発想の幅を広げるキッカケになった、文化の違いです。

それは日本とは逆で、カナダでは北向きの部屋が、不動産で一番人気があり、値段も高いそうなんです。

理由は日差しが入らないので、家具が変色せず長持ちするのと、窓からの外の眺めが、太陽が逆光にならず、常に順光で見れるので、結果的に一番綺麗に景色が眺められるからなんだそうです。

じゃあ~、太陽の光が浴びられず、不健康ではと思いたくなりますが、太陽の光は外で浴びるものと云うのが、彼らの一般的な概念だそうです。

そう思うと、逆境的状況でも発想を変えれば、チャンスにできるかもしれません。

歴史の中でも、例えば賢妻の誉れ高い山内一豊の妻、千代姫が端切れを集めて、生地としての再利用から転じた千代紙なども、発想の転換の産物とも言えます。

逆風がまだまだ続く日本ですが、しなやかに発想転換すれば、新しい文化創造のチャンス時期だとも考え直せます。


遊び心のある人、ユーモア、ポジティブ思考、精神的にリッチな人の出番なんですね。(私は“アテローマ”なら持ってますが・・・)
コメント
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