【永田満徳(みつのり)】 日本俳句協会会長 俳人協会幹事 俳人協会熊本県支部長 「文学の森」ZOOM俳句教室講師

「火神」主宰 「俳句大学」学長 「Haïku Column」代表 「秋麗」同人 未来図賞/文學の森大賞/中村青史賞

〜 鯉の目の閉づることなき寒さかな 〜

2022年12月25日 06時42分00秒 | 俳句

第12回関西「文學の森」ZOOM句会(12/22)出句について!

〜 鯉の目の閉づることなき寒さかな 〜

◉これからの私にとって、「俳句開眼の一句」でしたので、
大変貴重な、励みになる句評頂きありがとうございます。

しのぶ日月氏【句評】

鯉の目の閉づることなき寒さかな 

の御玉句はとても心に感じるものがありました。
魚の目が閉じないことは知識として知っている人
がいるかも知れませんが、この句はその様な理屈
から発したものでは無くて、写生の目が捉えた鯉
の実相だと私には感じました。
『寒鯉』の句は今まで多くの方が詠んでいますが、
この句は少し角度を斜から眺めて新しい視線で
「目の閉づることなき寒さ」をリアルに捉えた事
で、とても現代的な俳句表現になったと思います。

私もお手本に致したいと思っています。

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