俳句大学国際俳句学部!
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〜【俳句界】2023.1月号〜
◆2023年『俳句界』1月号が発行されました。
◆華文圏に俳句の本質かつ型である「切れ」と「取り合わせ」を取り入れた二行俳句を提唱して行きます。
◆2020年1月からは月刊『俳句界』に「華文俳句」の秀句を連載しています。
◆どうぞご理解とご支援をお願いします。
俳句大學國際俳句學部的通知!
~Facebook 「華文俳句社」Kabun Haiku 2023・1〜
◆2023年『俳句界』1月號已出版。
◆於華文圏提倡包含俳句的基礎「一個切」和「兩項對照組合」的二行俳句。
◆請各位多多支持指教。
華文俳句【俳句界】2023,1月号
永田満徳選評・洪郁芬選訳
解隔離後的新髮型
秋日明媚
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皐月
〔永田満徳評論〕
雖然台灣目前,在佩戴口罩預防冠狀病毒感染的要求和飲食限制方面有放寬的情形,然而為了以防萬一,還是謹慎防疫為妙。「秋日明媚」之時,詩人把疫情後留長的秀髮改變成新的造型。因隔離導致居家活動增多,新髮型或許比較適合這樣的情境。我對此般隔離後的放鬆心境,頗能苟同。
隔離後の新しき髪秋うらら
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皐月
台湾ではコロナウイルス感染症に対するマスク着用義務条件や飲食ルールの規制が緩和されつつあるものの、予断を許さない状況である。「秋うらら」の気候も手伝って、伸びかけになった髪を隔離後に新しい髪型にセットしたのである。外出を控える昨今では自宅での再現度が高い髪型であろう。隔離後の解放感を髪型で味わっているところが共感できる。
阿婆露出皺紋的笑臉
九降風
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鄭如絜
〔永田満徳評論〕
「九降風」是秋天的季題,是臺灣新竹地區的氣候現象。入秋後,北方颳來日益增強的季風。活過大半輩子的祖母,臉上深層的皺紋,是她跟自己戰鬥多年後浮現的微笑。詩人以「笑臉」和「九降風」的兩項對照組合,描繪一位強風襲捲中仍以皺褶的笑臉迎人的阿婆。
皺くちやな祖母の笑顔や九降風
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鄭如絜
〔永田満徳評〕
「九降風」は秋の季語で、台湾の新竹地区あたりの気候現象。秋以降は北から吹くモンスーンが強くなる。人生を生き抜いてきた深い皺のある祖母の笑顔は自分自身との戦いの末に身についた微笑みである。「笑顔」と「九降風」との取合せによって、強風が吹き捲っても、何食わぬ笑顔でやり過ごすたくましい「皺くちやな祖母」を描いているとみていい。
阿嬤端詳補好的牛仔褲
秋日墜
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慢鵝
〔永田満徳評論〕
「秋日墜」是秋天的季題,意旨宛如滑入井底的打水桶,秋天的夕陽速速沉落。這裡的情境應當是祖母正在縫補孫子的牛仔褲時,秋日在不知不覺中下山了。孫子是祖母心頭上的一塊肉,不管怎樣,都是祖母的摯愛。無論孫子如何,祖母總能以不變的愛來愛他,對此我深受感動。
祖母の縫ひ付くるジーンズ釣瓶落し
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慢鵝
〔永田満徳評〕
「釣瓶落し」は秋の季語で、井戸の底へと落ちていく釣瓶のように、秋の日が急速に暮れていく様。祖母が孫のジーンズを縫い付けている間に、急に日が暮れてしまった情景であろう。「孫は目に入れても痛くない」と言うほど、祖母にとって孫はかわいいものである。どんな孫であれ、分け隔てなく愛情を注ぐ祖母という存在が描かれていて、心惹かれる。
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