関西電力の使用済み核燃料乾式貯蔵計画。杉本知事や立地町長が、合理的、と推進姿勢。阿吽の呼吸、状態。
県原子力環境安全管理協議会の報道記事での高浜町の野瀬町長の発言。町長は、原子力災害時に燃料プールの水が蒸発し、燃料棒が露出する危険性を指摘。乾式貯蔵は危ないという議論になると本末転倒だ。長期保管される懸念についても、今もプールに燃料棒を置いたままになっている、リスクの軽減が重要、と断じた、云々と報道されています。
しかし、立地町のベテラン町長がホントにこんな発言をしたのか😱😱
そもそも、水冷と空冷では使用済み核燃料棒の熱を冷ますチカラが全然違う。災害時に水がなくなり溶け出す燃料棒なら、そもそも空冷の乾式貯蔵など出来ない。本末転倒の言い方です😡
また、今もプールに燃料棒置いたまま、リスクある、というが、これは私が西川知事時代に「現在も運転開始時からの使用済み核燃料があり、事実上の中間貯蔵状態」と批判したのと同じです。
問題は、乾式貯蔵庫に比較的崩壊熱が少なくなった使用済み燃料棒を移すことで、災害時には溶け出す危険がある新しい使用済み核燃料棒を水冷プールに入れる条件整備をすることになることです。その分、リスクは高まります。
つまるところ、知事や立地町長が言う「合理的」の意味は、際限なき再稼働推進にとって合理的なだけです。まさに関西電力との阿吽の呼吸です。
県民は誤魔化されてはなりません。
県民福井より