昨日午後は、福井市ワイプラザで冷たい雨の中、戦争する国づくり総がかりアクション宣伝行動で屋敷代表、伊藤洋子さんとともに訴えました。「裏金問題隠し続ける自民党国会議員を証人喚問を❣️」「大軍拡、医療介護負担増大の予算案の衆院強行は許せない😡」と。私は福井市だけですが、屋敷代表らは坂井市、永平寺町、勝山市、大野市、と、寒さが戻るなか本当にお疲れ様です。
新幹線開業に向けて越美北線を考える会が櫛引素夫・青森大学社会学教授を講師に新幹線の影響を考える企画を美山地区の木ごころ文化ホールで開催し、私も参加しました。関心が高く250名の参加で質疑応答も活発におこなわれました。また福井のダンスクループcrew の踊りも披露されました。
櫛引先生のお話を直接聞くのは2度目ですが、ずばりおっしゃる方、との印象。「新幹線駅から距離がある地域では過度に新幹線に期待するのではなく、持続可能性追求、探求が重要」との示唆を受け取りました。「新幹線を活かせる地域は新幹線がなくても元気な地域」とも・・・。
会場から関西・中京ー福井間の特急がなくなる影響についての質問も。櫛引先生は、「影響でないはずはない。妙案はない。大幅な料金割引などの工夫ぐらい。敦賀の壁、であり思案のしどころ」と述べました。
この問題は私も県議会で繰り返しとりあげ、フリーゲージ断念後に真っ先に特急存続を提案、さらにハピラインによる関西中京からの列車の乗客はそのままに運転手・車掌交代での運行など提案してきただけに、このような県民の声、専門家の指摘を聴くと無念さが募ります。
越美北線と地域にとって大事なことは、新幹線効果を最大限に引き出し、越美北線利用へも誘導することです、そのための地域づくりと企画、発信。また、ベースは地域住民の利用であり、若年人口が減少していく中で、通勤での定期券利用にもっと思い切ったプランが必要ではないかと思いますね。
美山地区には福井豪雨で被災した越美北線のモニュメントもあります。当時、廃線か、とも報道され、日本共産党国会議員団とともに美山町役場や被災地調査。すべて落ちた橋梁、めくれあがった鉄路に呆然としました。当時の越前大野駅にあった鉄道部に災害翌日に、「バス代行と越美北線復旧」を要望しました。当時の美山町長からは、あとで「福井豪雨でたくさんの政治家が美山にきたが、真っ先にきたのは佐藤県議でしたね」と言われたことを思い出します。国会審議で鉄道部長から「JRに越美北線復旧を指導する」と最初の答弁を引き出したのはまっさきに国会から美山にかけつけた日本共産党の高橋衆議院議員でした。・・・などいろいろ思い出しますねえ。