昨日は3.11 福島原発事故から13年、「原発リスク 忘却の構造」でいいのか⁉️黙祷して再稼働反対市民行進に参加しました。昨日の毎日新聞コラムに「原発リスク 忘却の構造」。廃止となった高速増殖炉もんじゅ、にもふれながら原子力推進の無責任の構造を指摘した故吉岡斉九州大学副学長、にふれています。当時、もんじゅのあり方をめぐる県の委員会委員のお一人として、発言する吉岡先生をあざけ笑うような推進派学者たちのなかで孤軍奮闘されていたお姿を思い出す。しかし会議の休憩時、推進派学者の1人が私の側に近寄り、「もんじゅはどうなるんでしょうね」とつぶやいた。推進のお面を被っていても、内心は揺れているんだな、と思ったことがあります。その後の展開は吉岡先生のご指摘のようになりました。先を見通す科学史家としてあるべき姿に改めて感動します。
さて福井県議会の政治家はどうか。昨日の本会議で原発推進、大型開発事業推進などの予算案を反対なしの全員賛成で可決しました。反対討論なき議会でチェック機能は果たせないのではないか😡 関西電力の目論見通りに福井県の原子力行政の大きな転換が図られようとしている時に、使用済み核燃料乾式貯蔵について知事に一任しながら、予算案全会一致可決の姿勢は数十年後の県民からは、どう評価されるか⁉️
県民福井、毎日新聞より