前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

科学者会議、子どもシェルターの取り組み学習会。劇団 雨とツルギ「明日のハナコ」公演。福井県のダム汚職を題材にした政治の闇。映画「金環蝕」、本日17日に上映会。京都新聞が北陸新幹線延伸再考を、と社説。

2024年03月17日 | 福井県政
 昨日は、科学者会議、森透福井大学名誉教授らによる県内での子どもシェルターの取り組み学習会。貧困と虐待のなかでの居場所づくり、支えの取り組みはもっと知られていいと感じました。
 
 劇団 雨とツルギ「明日のハナコ」公演。私も県議時代に取り上げた高校演劇での「明日のハナコ」事件。風化させず、上演という一番の形で若い劇団員たちによって伝えられていることにも感度しました❣️終演後の、脚本家の玉村先生によるワークショップも事件の背景理解を深めるものでしたね。今日も2回の公演があります。
 
 北陸新幹線敦賀開業、の喧騒のなか、大事な機会を提供していただいた科学者会議と劇団 雨とツルギの皆さんに感謝です😊
 
 
 
 
 
 
福井県のダム汚職を題材にした政治の闇。映画「金環蝕」、本日17日に上映会。京都新聞が北陸新幹線延伸再考を、と社説。
 
 自民党裏金事件の今、観て欲しい❣️
 福井県出身 宇野重吉生誕110周年
 福井県のダム汚職を題材にした政治の闇。映画「金環蝕」😱
  本日午後1時半から、福井県教育センター大ホール。
 
 さて、工事中の足羽川ダムは大丈夫か⁉️関わっている政治家への献金は⁉️
 
 現在に通じる物語り。
 
 
 

 北陸新幹線敦賀開業にあわせた昨日の京都新聞の社説。 京都への延伸は再考すべき、と。  

 福井県内ではまだ少数ですが、無謀な新幹線延伸計画の問題点が京都ではだんだん見抜かれてきていますね。


北陸新幹線開業、1兆6000億円余の巨額事業費、重い県民負担は新幹線建設・ハピラインふくい、にも。関西中京は乗り換え不便、料金アップ😭国が地域鉄道支援強化を❣️

2024年03月16日 | 福井県政

 北陸新幹線開業、1兆6000億円余の巨額事業費、重い県民負担は新幹線建設・ハピラインふくい、にも。ハピラインふくいの維持など県民負担は長く続くことになります。県民1人あたりの新幹線建設費負担は数十万円にものぼります。4人家族なら100数十万円の負担😡本来なら東京までの招待乗車券を1枚ずつ配ってもいいぐらい😆開業前の招待は限られた特定の方々だけだったようです。

 私も県議会で繰り返し取り上げましたが、関西中京は敦賀での乗り換え不便が発生し、料金アップ😭新幹線ばかりでなく国が地域鉄道支援強化を❣️など金元衆院候補らとともに街頭から訴えました。

 また、午後の戦争する国づくり反対総がかりアクションでは5月3日の憲法記念日集会の取り組みへ、宣伝、前売り協力券(800円)販売をすすめること、4月にも市民と野党の共同街頭宣伝を計画することなど話し合いました❣️

 夜の再稼働反対金曜行動では、福井県が新幹線開業のどさくさに乗じて県民への説明会すら開催せず、福井県の原子力行政の大転換・使用済み乾式貯蔵容認へ踏み出したことなどを厳しく批判しました❣️

 

 

 

 

 


新幹線開業のどさくさに乗じて、県民説明会やらないまま関西電力・使用済み核燃料乾式貯蔵容認は許されない😡 差別人事、旧動燃・原子力機構に賠償命令❣️宮下奈都「石を拾う」。

2024年03月15日 | 福井県政

 関電原発立地の3人の町長が中村副知事に乾式貯蔵申請了解を伝えた。新幹線開業のどさくさに乗じて、県民説明会やらないまま関西電力・使用済み核燃料乾式貯蔵容認は許されない😡 問題は貯蔵が安全になるか❓が中心ではなく、老朽原発の60年を超えた際限なき再稼働の保証となり事故リスクが高まる、そして際限なく使用済み核燃料が作り出されることです。

 勝山市議会では、市民の反対意見が強い中学校の統合計画ふくむ新年度予算案が否決された❣️県も市もおごらずに、住民の声に耳を傾ける行政が求められます❣️

 昨日も紹介した差別人事、旧動燃・原子力機構に水戸地裁で賠償命令❣️

 福井市在住の作家、宮下奈都「石を拾う」がオール讀物に。いまの時代に一人ひとりの生き方を問います。マグマはみんなのなかにありますね。

 

 

 

 


消費税減税など求めて重税反対集会、税務署に要望書を提出。ナトリウム火災事故の旧動燃、事故後に怪死した西村成生氏の人事差別メモと裁判。

2024年03月14日 | 福井県政

 昨日は消費税減税など求めて重税反対集会、デモ行進、税務署に要望書を提出などの行動に参加しました。福井民商の奥出会長あいさつ、日本共産党の金元書記長あいさつ、情勢報告は鈴木県労連議長、山野年金者組合委員長。自民党裏金事件で国民の怒りが高まるなか、さらなる軍拡増税など許されません😡

 また、県労連鈴木議長は、新幹線開業で北陸線区間を引き継ぐハピラインふくいに、ハピラインふくい労働組合が結成されて、労働条件改善の取り組みをはじめていることを報告しました。長年、国鉄、JR時代は国鉄労働組合が市民と連携して運行の安全やダイヤ改善などに取り組んできました。労働組合の存在意義は公共交通機関の役割を果たすうえでも重要です❣️

 その点で昨日の赤旗で報道されたナトリウム火災事故の旧動燃が労働組合対策などで気に入らない職員を差別してきた問題。もんじゅ事故後に怪死した西村成生氏の人事差別メモと裁判に注目されます。もんじゅ火災事故と事故隠し、調査担当だった西村氏の怪死事件。騒然としたあの時を思い出します。

 

 

 

 

 昨日は亡父の墓参。

 

 

 


軍事優先社会の懸念😱鯖江市、敦賀市、美浜町、おおい町、高浜町での土地利用規制法適用と住民監視。自衛隊募集業務肩がわりする自治体も😡

2024年03月13日 | 福井県政

 昨日は日本共産党の国民運動委員会で県内のさまざまな課題を議論しました。私も県議会議員時代に取り上げた問題、軍事優先社会の懸念😱自衛隊駐屯地がある鯖江市、原発がある敦賀市、美浜町、おおい町、高浜町での土地利用規制法適用と住民監視の実態はどうなのか。どの範囲が区域指定されて、具体的にどのような土地利用規制と住民情報の収集がおこなわれるのか⁉️明らかにさせなくてはなりません。

 また、これまで、県内自治体が18歳、22歳の名簿を本人に了解なく住民基本台帳から抽出して自衛隊に提供している問題。名簿提供だけでなく、福井市や大野市など市役所が対象者に自衛隊募集案内を郵送するなど自衛隊募集業務肩がわりする自治体となっていることが明らかになりました。かつての軍国主義日本で徴兵業務を役場が行なったことの再来になりかねません。

 原発推進の問題として、赤旗でも紹介された後藤秀典氏の調査。国・原子力規制委員会、最高裁、巨大法律事務所、電力事業者の生々しい人的癒着の実態。こんな構造が福島原発事故後も原発推進の構造を作り出しているのです😡

 県内の弁護士の話を思い出します。その方の友人は検察庁の高官の時に政権の横ヤリに反発した。そしたら、「天下り」などは紹介されずに、今は事務員と2人で弁護士事務所をやっていると。「お前は立派やな」と声をかけたそうです。

昨日の赤旗より

 

 

 


福島原発事故から13年、黙祷して再稼働反対市民行進。福井県議会、原発推進、大型開発事業などの予算案、反対なしの全員賛成で可決。反対なき議会でチェック機能は果たせない😡

2024年03月12日 | 福井県政

 昨日は3.11  福島原発事故から13年、「原発リスク 忘却の構造」でいいのか⁉️黙祷して再稼働反対市民行進に参加しました。昨日の毎日新聞コラムに「原発リスク 忘却の構造」。廃止となった高速増殖炉もんじゅ、にもふれながら原子力推進の無責任の構造を指摘した故吉岡斉九州大学副学長、にふれています。当時、もんじゅのあり方をめぐる県の委員会委員のお一人として、発言する吉岡先生をあざけ笑うような推進派学者たちのなかで孤軍奮闘されていたお姿を思い出す。しかし会議の休憩時、推進派学者の1人が私の側に近寄り、「もんじゅはどうなるんでしょうね」とつぶやいた。推進のお面を被っていても、内心は揺れているんだな、と思ったことがあります。その後の展開は吉岡先生のご指摘のようになりました。先を見通す科学史家としてあるべき姿に改めて感動します。

 さて福井県議会の政治家はどうか。昨日の本会議で原発推進、大型開発事業推進などの予算案を反対なしの全員賛成で可決しました。反対討論なき議会でチェック機能は果たせないのではないか😡 関西電力の目論見通りに福井県の原子力行政の大きな転換が図られようとしている時に、使用済み核燃料乾式貯蔵について知事に一任しながら、予算案全会一致可決の姿勢は数十年後の県民からは、どう評価されるか⁉️ 

 

  県民福井、毎日新聞より

 

 

 

 

 

 

 


福島原発事故は終わっていない。一人一人が忘れずに歩き続けることが、原発大事故再来を防ぎます。今日午後1時半から福井市中央公園スタートで再稼働反対市民行進。

2024年03月11日 | 福井県政

 福島原発事故は終わっていない。東日本大地震、原発大事故。一人一人が忘れずに歩き続けることが、原発大事故再来を防ぎます。本州で再稼働は福井県だけ、40年超の老朽原発稼働は日本中で福井県だけ。

 3.11 福島原発事故から13年。今日午後1時半から福井市中央公園スタートで再稼働反対市民行進。ぜひご一緒に歩きませんか。

 真実報道の赤旗もぜひお読みください。福井県の方は 0776273800 まで❣️

 

 

 


福島原発事故を忘れない❣️島崎邦彦元原子力規制委員会委員長代理、福島からのメッセージ、県内各地からの報告、音楽うたごえでのアピールなど。雪のなか行進、スタンディング。

2024年03月10日 | 福井県政

 昨日は敦賀市きらめきみなと館での3.11集会にバスで参加しました。福島原発事故を忘れない❣️すべての原発ゼロへ決意あらたに頑張りましょう❣️島崎邦彦元原子力規制委員会委員長代理、福島からのメッセージ、県内各地からの報告、音楽うたごえでのアピールなど多彩な企画で盛り上がりました。会場には福島からの物産品や絵ハガキ販売コーナーや手づくりお菓子、ぜんざい、民医連の署名コーナーなども。各政党からのメッセージ、日本共産党から藤野やすふみ前衆議院議員からのメッセージ。島崎邦彦氏は「規制委員会は安倍政権になり変わった。私も外された。国民の投票の結果」とも述べましたが、きたる総選挙では自民党政治を終わらせることが原発推進政治転換のためにも必要ですね❣️集会後は雪のなか行進、スタンディング。寒かったあ😆

 

 

 

 

 

 

 


日本で福井県だけ😱老朽原発稼働やめよ、能登半島地震みれば避難も出来ないぞ😡本日午後1時から敦賀市でサヨナラ原発福井県集会。ぜひご参加ください❣️

2024年03月09日 | 福井県政

 日本で福井県だけ😱老朽原発稼働やめよ、能登半島地震みれば避難も出来ないぞ😡本日午後1時から敦賀市きらめきみなと館でサヨナラ原発福井県集会。ぜひご参加ください❣️

 昨日は、憲法共同センターで自民党裏金全容解明、疑惑政治家の証人喚問を❣️改憲よりまず法律守れよ😡などと街頭宣伝。高齢者の方や高校生などから手振り激励。チカラを合わせましょう。

 夜は冷え込むなか再稼働反対金曜行動。サヨナラ原発福井県集会成功へ最後まで、の訴え。また、3月11日は午後1時半、福井市中央公園集合で再稼働反対市民行進がおこなわれます。こちらもぜひご参加ください。

 私からは、杉本知事の際限ない再稼働みとめるための使用済み核燃料乾式貯蔵施設への前向き姿勢と、知事一任の無責任な県議会の姿勢を批判して、さらに世論と運動を❣️と呼びかけました。

 

 

 

 

 


岸田政権のすすめるデタラメな旅行支援、北陸応援割で現場は大混乱😡儲かるのは大手旅行会社だけか⁉️

2024年03月08日 | 福井県政

NHK福井。岸田政権のすすめるデタラメな旅行支援、北陸応援割、で現場は大混乱😡
 能登半島地震被災支援ならもっと被災者支援のスキームを考えたらどうか。
 来週の新幹線敦賀開業にあわせたバブル演出に税金投入するだけではないか。
 そして福井県内の旅館側など地元への恩恵はさほどなく、トラブル対応に追われる事態だ。
 ニュースでも、もっと現場ふまえたやり方で、と。
 しかし、同じような失敗を自民党公明党政権はなぜ繰り返すのか⁉️大手企業の旅行会社支援の枠組みから考えるからだろう。
 ここにも政治資金パーティー券の影響がある、とみるのは😱

 

 

 

 

 

 


 関西直通、サンダーバードがなくなる前に😭 嵯峨嵐山文華館「よきかな源氏物語」、京都市美術館開館90周年記念展「村上隆 もののけ京都」を堪能

2024年03月08日 | 福井県政

 いよいよ来週15日をもって新幹線開業に伴い、福井から関西へのサンダーバードが、名古屋方面への しらさぎがなくなります。敦賀駅発着となります。

 利用者の利便性守れ❣️と県議時代に特急存続を求めて市民団体など県民の皆さんと運動してきただけに残念でなりません。昨日はたぶん最後となる福井駅発着サンダーバードの旅で京都へ。

 行きも帰りも自由席でしたが、平日でもほぼ満席。座席には自由席がなくなる告知も😭 ホントに使いづらくなりますね😡

 

 

  さて、NHK大河「光る君へ」にあやかり福井県も越前市を中心に紫式部で売り出しています。嵯峨嵐山文華館「よきかな源氏物語」はタイムリーな企画展です。百人一首の歴史や魅力を伝えるミュージアムとして源氏物語にゆかりの深い地での福田美術館とも連携した展示は力強いオーラ。藤原定家「小倉色紙 朝ほらけ」、あえて人物を描かない「留守模様」など見ごたえあります。会場は素敵な造りで感動しました。

 

 

 

 

 京都市美術館開館90周年記念展「村上隆 もののけ京都」。村上隆は10年連続で世界のアート界に影響与えている100人に選出されているとか。たしかに伝統美術と現代マンガ的交流がこれでもか、これでもか、どうだ❣️と襲い掛かってきます。洛中洛外図 岩佐又兵衛 rip がいきなり。ウクライナにも、ロシアにもコレクターがいる、と。マスコミ報道では日本では表現の本質がなかなか理解されず「日本ではもう個展をやりたくない・・」と言っているなどと書かれていますが。

 いわゆる美術展などでは中高年が割と多いですが、今回は観客層も若い。写真は自由に撮影できるので若者の歓声が響く会場でした。

 

 

 

 

 


福井県内の原発30キロ圏内12市町村、地震・津波と原発事故の複合災害時。屋内避難も避難所への避難も難しくなる。異常な原発推進県政を転換すべきです。

2024年03月08日 | 福井県政

 NHK福井放送局が福井県内の原発30キロ圏内12市町村に調査をおこなった結果、地震・津波と原発事故の複合災害時には屋内避難も避難所への避難も難しくなる、との回答でした。能登半島地震をみれば明らかです。杉本知事は全国で唯一の40年超の老朽原発再稼働を次々とみとめ、原発のさらねる永続的な運転を保証する仕掛けである原発敷地内での使用済み核燃料乾式貯蔵施設建設まで「合理的」などと容認の方向です。複合災害を考慮すれば、異常な原発推進県政を転換すべきです。

 チェック機関であるはずの県議会も最大会派の自民党が、判断を知事に一任する、という形で事実上の容認姿勢です。知事と議会がアクセルとブレーキ役をそれぞれ担うのではなく、双方がアクセル役では暴走車となりかねません。

 3月9日午後1時から敦賀市きらめきみなと館で開催される「さよなら原発福井県集会」に参加し、暴走する県政に歯止めをかけましょう!特別講演は元原子力規制委員会委員長代理、元日本地震学会会長の島崎邦彦氏です。集会後に市内パレードも計画されています。

 

 

 

 

■福井テレビ 《使用済み核燃料の乾式貯蔵施設 自民党福井県議会が判断を杉本知事に一任》  3/6(水) 19:13配信  福井テレビ


関西電力が県に提出している使用済み核燃料の乾式貯蔵施設設置の「事前了解願い」について、最大会派の自民党福井県議会は、判断を杉本知事に一任するとしました。
事実上、議会は国の審査入りを認めた形となります。

     ◆ 

     
  6日に開かれた定例県議会の予算決算特別員会で、最大会派・自民党福井県議会の山岸猛夫議員は、乾式貯蔵施設の安全性について、国の原子力規制委員会で厳格に審査してもらうことが重要だと強調。その上で、国の審査入りを了承する判断について杉本知事に問いました。

杉本知事は「県としては、安全を最優先にしながら、今後、立地町の考えを確認した上で申請了承の判断をしたいと考える。施設の安全性や保管期間などについて、これまでに上がってきた有識者や議会の意見を踏まえて判断する」としました。

 これを受け山岸議員は「今、説明のあった考え方でしっかりと県が取り組むというのであれば、我が会派は県に申請了承の判断をお任せしたい」と話しました。

事実上、県議会が国の審査入りを了承したことになります。杉本知事は、近く乾式貯蔵施設の設置が計画されている美浜、おおい、高浜の3町の考えを確認し、国の審査入りを了承するかどうかを判断するとみられます。

 

■NHK・・・一時保管施設設置 杉本知事”国への申請了承 近く判断“   03月06日 18時57分

  関西電力が県内の原子力発電所に使用済み核燃料を一時的に保管する施設を設置する計画について、杉本知事は6日の県議会で、原発が立地する町の考えを確認した上で、国への申請を了承するかどうかを近く判断することを明らかにしました。


  関西電力は、原発から出た使用済み核燃料を一時的に保管する「乾式貯蔵施設」を県内の美浜、高浜、大飯の原発すべてに設置する計画で、県や原発が立地する町が容認するかどうかが焦点となっています。
 これについて、県はまず関西電力が施設の設置に向けて国へ申請を行うことを了承するかどうかを判断する考えを示していて、6日の県議会で杉本知事は「県の安全専門委員会で安全性や合理性が確認されたが、さらなる安全性の確認のため国の原子力規制委員会の審査を受けるべきという意見も出た」と述べました。
 その上で、「安全を最優先としながら、原発が立地する町の考えを確認した上で、申請の了承の判断をしたいと考えしている」と述べ、関西電力が行う国への申請の了承について近く、判断する考えを明らかにしました。
これに対し、県議会の過半数を占める「自民党福井県議会」は杉本知事に判断を任せる考えを示していて、今後、原発が立地するそれぞれの町の議論が注目されます。


北陸新幹線・在来線を考える会世話人会で新幹線・ハピライン開業目前の情勢や課題など議論。

2024年03月07日 | 福井県政

 昨日は、北陸新幹線・在来線を考える会世話人会で新幹線・ハピライン開業目前の情勢や課題など議論。今後、開業後の状況を県民アンケートなどで集約し、必要なことは改善を求めていく活動に取り組むことを話し合いました。

 私からは先日の美山木ごころ文化ホールで開催された越美北線沿線住民の集会を報告し、会場からも特急廃止と乗り換え問題がだされ、講師の先生も「敦賀の壁」と指摘したと。

 金元さんが福井駅前で福井出身の大阪の方から「これまではサンダーバードで来れたのに不便になるのは困る。高齢の親も乗り換えないから大阪に来ることが出来たが、これからは難しくなる」などとつよく言われたそうです。壁は行政が考えるより高いかもしれません。

 共産党の会議では、自民党裏金事件許さない運動や3.11原発集会成功めざす取り組みなどを相談。

ぜひ しんぶん赤旗をお読みください。福井県の方は 0776273800 まで❣️

 

 

 

 

 


福井県で際限のない老朽原発再稼働、核のゴミ捨て場となることを許すわけにはいかない。いよいよ3月9日、午後1時から敦賀市で3.11メモリアルアクション集会。ぜひご参加ください。

2024年03月06日 | 福井県政

 

 福島原発事故から13年。本州で唯一原発稼働している福井県で際限のない老朽原発再稼働がすすめられ、核のゴミ捨て場となる恐れがせまっています。許すわけにはいかない。

 いよいよ3月9日、午後1時から敦賀市きらめきみなと館イベントホールで3.11メモリアルアクション「原発のない 新しい福井へ」集会。元原子力規制委員会委員長代理、元日本地震学会会長の島崎邦彦氏が真相を語ります。地震の研究者で原発の審査の裏も表も知り尽くしている専門家の話です。福井県民必聴の企画、ぜひご参加ください。

 

 さて、福井県議会審議の報道で「杉本知事は、5日の県議会で、関西電力が施設を設置するために国へ申請を行うことに対する「了承」と、国の審査を経て、実際に設置工事に入ることへの「了解」の2段階で、県として設置を認めるかどうか判断する方針を改めて示しました」と。

これはデジャブですね。

 かつて40年超の老朽原発再稼働計画の際に、当時の西川知事は「40年超運転への工事を認めることと、実際に認めるかは別で、その都度判断する」などと2段階で「慎重に」判断するなどと繰り返しました。

 私は、当時の県議会で「巨額のお金を投じる工事を認めておいて、稼働は認めないなんてことは出来るはずもない」と二枚舌を批判しました。その後の経緯はご存じのとおりです。

 今回は、国への申請と実際の設置工事、という2段階のようですが、国が了承したものを県が拒否することは現実的でしょうか。「ふんづまり」で原発停止に陥ることを了とするでしょうか。現在の杉本県政の姿勢をみている限り、考えられませんね。

 福井県の原子力行政の大きな転換点です。関西電力との「阿吽の呼吸」ですすめられようとしている今回の計画を認めれば、「際限のない老朽原発再稼働とつくりだされる核のゴミ捨て場」の未来となりかねないのです。

 沈黙は肯定と政治家は受け取ります。ぜひ、ごいっしょに NO!の声をあげましょう。3月9日、敦賀市でお会いしましょう。

 

 

 

■NHK福井・・・・杉本知事が関西電力に”核燃料搬出時期の具体的な考え方確認”    03月05日 18時28分

 関西電力が県内の原子力発電所に使用済み核燃料を一時的に保管する施設を設置する計画について、杉本知事は、5日の県議会で、関西電力に対し、県として設置を認めるまでに、核燃料を搬出する時期の具体的な考え方を確認したいと述べました。

 関西電力は、原発から出た使用済み核燃料を一時的に保管する「乾式貯蔵施設」を、県内の美浜、高浜、大飯の原発すべてに設置する計画で、県や原発が立地する町が設置を認めるかが焦点となっています。
これについて、杉本知事は、5日の県議会で、関西電力が施設を設置するために国へ申請を行うことに対する「了承」と、国の審査を経て、実際に設置工事に入ることへの「了解」の2段階で、県として設置を認めるかどうか判断する方針を改めて示しました。
その上で、「まずは申請の『了承』について丁寧に議論しながら判断し、最終的には事前の『了解』を判断するまでに、関西電力に搬出時期の具体的な考え方を確認したいと考えている」と述べました。
これに先だって、2月29日に敦賀市で、原発が立地する自治体などが意見を交わす協議会が開かれ、関西電力はこの場で、「使用済み核燃料の搬出時期を現時点で示すことは難しい」と説明していました。
今後、県の求めなどに応じて、関西電力が使用済み核燃料の搬出計画をどこまで具体的に示すかが、設置を認める際の大きなポイントとなります。


街頭宣伝で「新幹線開業・特急廃止で不便になる」、との県民の声に応えて。高浜町元助役、森山氏に関する福井県職員調査内容公開についての市民オンブズマン見解。

2024年03月05日 | 福井県政

 かねもと候補、山田市議らとの街頭宣伝では、北陸新幹線開業と越美北線のイベント内容を紹介しながら、「会場からも特急なくなるのは不便、という声があったが、巨額の税金投入で不便になる例はほとんど聞いた事が無い。県民、利用者の立場に立てば今からでも改善すべきだ」などと訴えました。また自民党の裏金問題では政治倫理審査会でまったく真相が語られず、事務局や秘書にすべての経過責任を押し付ける政治家に日本の未来を託すわけにはいかない、総選挙で審判を、とよびかけました。

 

 

 

市民オンブズマン福井が、「高浜町元助役関係調査委員会報告書の根拠および基礎資料のうち、調査対象者の回答内容が公開されたことについて」との見解を3月4日に公表しました。


http://3courage.cocolog-nifty.com/ombuds_fukui/2024/03/post-a639a0.html



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2024年3月4日

 高浜町元助役関係調査委員会報告書の根拠および基礎資料のうち、調査対象者の回答内容が公開されたことについて


                市民オンブズマン福井


 福井県は、2024(令和6)年2月29日、「公文書一部公開決定通知書(人第419‐4号)により、「高浜町元助役関係調査委員会報告書(令和元年11月21日発表)の根拠および基礎資料(調査様式、調査票)のうち、調査対象者の回答内容」を公開した。

 公文書不開示処分取消等請求控訴事件(名古屋高等裁判所金沢支部令和4年(行コ)第14号同5年11月15日判決)の確定に伴うものである。

 県は、上記公開に先立ち、大学教授など計4名の有識者から判決の趣旨等について意見聴取を行った。有識者は、「判決の趣旨に従えば、調査票の回答内容の公開にあたっては基本的に職務遂行情報であり、原則公開と考えるべきであり、調査遂行情報にあたらないと明確に説明できる部分のみ非公開となる」「金品授受に関する情報は、職務遂行情報として基本公開となる。既に調査報告書で公表されているような内容は非公開とすべきではない」などの意見を述べた。

 この結果を基に、県は、「回答内容は原則すべて公開します」との考え方を示し(「高浜町元助役関係調査委員会報告書(R元.11.21発表)調査票の回答内容に関する公開の考え方」)、訴訟の対象外だった氏名と現職名及び22人の調査票の一部非開示を除き、全て公開した(資料325枚)。

 今回の県の決定は、判決及び福井県情報公開条例の趣旨を正しく理解するものであり、当会としても是としたい。

 しかし、翻ってみるに、「高浜町元助役との関係にかかる調査報告書」は、県の顧問弁護士3名と県職員の調査に拠るものであった。調査が適切になされたか否かを検証し、県民の知る権利を実現するためにも、調査対象者の回答内容は公開される必要があった。したがって、そもそも当会が行った公文書公開請求(2019年11月25日)は認められるべきであった。しかし、県は、福井県公文書公開審査会の諮問を受けて、当会の審査請求を棄却した。そのため、提訴せざるを得なかったのである。

 そして、上記判決の原審・福井地方裁判所(令和3年(行ウ)第6号)は、すでに令和4年9月21日、「調査対象者の回答内容を公開しないとした部分を取り消す」と判示した。しかるに、県はこれを不服としてさらに争った。こうして、県民は、調査報告書を検証する機会を足かけ5年も失った。
 県及び福井県公文書公開審査会には猛省を促したい。


 福井県情報公開条例第3条は、「実施機関は、この条例に基づく公文書の公開を請求する権利がじゅうぶん保障されるように、この条例を解釈し、および運用しなければならない」と定める。

 福井県には、従前の姿勢を改め、今後は、公文書は公開が原則であるとの基本に立った運用を強く求めるものである。
                        

                  以上


★2022年10月4日 福井県議会本会議での私の反対討論を参考につけておきます。私が当時指摘したように、せめて福井地裁判決を受け入れるべきでした。

 また、「福井県情報公開条例第3条は、「実施機関は、この条例に基づく公文書の公開を請求する権利がじゅうぶん保障されるように、この条例を解釈し、および運用しなければならない」と定める。福井県には、従前の姿勢を改め、今後は、公文書は公開が原則であるとの基本に立った運用を強く求めるものである」との市民団体の指摘を重く受け止めなければなりません。

 

関電・森山マネー、高浜町元助役との関係に係る県職員の調査報告書に関する公文書は公開すべき

◯28番(佐藤正雄君) 日本共産党の佐藤正雄です。
 第80号議案訴えの提起について反対いたします。
 高浜町元助役との関係に係る調査報告書に関する公文書不開示処分取消等請求事件は、9月21日、福井地方裁判所において、調査対象者の回答内容及び高浜町内の警備会社の名称を公開しないこととした、知事の令和元年12月23日付の公文書一部公開決定を取り消す福井県敗訴の判決が言い渡されました。
 ところで、このいわゆる森山マネー事件というのは、いまだ全容が解明されたとは言えません。私も当時の県幹部だった方にお話をお聞きしましたが、就任挨拶に行かなかったら呼びつけられて、そんなことでは県の幹部は務まらないぞと、強く叱責を受けたとお聞きいたしました。県の調査報告書にあるように、多数の当時の県幹部が森山氏の影響を受けながら、副知事、知事を長く務めた西川前知事が関係ないとは誰も信じないでしょうし、全容解明されていないことの証左であります。
 さて、今回の訴訟で主な三つの争点について、福井県の主張は全て退けられました。一つは、本件調査に関する調査対象者の回答内容は個人に関する情報に該当するとは言えないこと、二つに、本件調査における調査対象者の回答内容は、公にしないことを条件として任意に提供した情報とは言えないこと、三つ目に、本件において、調査対象者の回答内容を公にしたとしても、今後も将来的に同種の調査事務があり得るとしても、正確な事実の把握を困難にする具体的なおそれがあるとは言えないということであります。
 これらの点で、さきの予算決算特別委員会での総務部長の、「判決におきましては、県の主張に対して、裁判所が判断を示していないという内容が多いと受け止めている」という答弁は成り立たないと思います。
 そもそも福井県情報公開条例は、あくまでも公開が原則でありまして、非開示は例外であると定めており、行政側に非開示の根拠を与えるものではありません。今回の福井地裁判決は条例の趣旨を正しく解釈したものであり、評価できます。
 よって福井県は、森山マネー事件の真摯な反省の上に、福井地裁判決を受け入れ、資料の開示に向けた検討を行うべきであり、控訴議案には反対をいたします。