『日本人へ(リーダー篇)』(塩野七生著、文藝春秋)を読む。
文藝春秋に連載されていたエッセイを新書化したもの。初出は2003年~2006年なので、日本は小泉政権、アメリカはブッシュ政権と、トピックスは少し古い。執筆に関してはヨーロッパ史を専門とする著者。日本の評論家また男性評論家と違った独自の視点で、国際政治や外交、歴史認識などについて言及する。
しかし彼女のエッセイを読みこなそうと思うと、われながら世界史、特に中世くらいまでの知識が絶対的に少ない。高校3年生の担任T先生から「高校の教科書は大学入っても社会人になっても捨てずに置いておけ」とアドバイスされ、社会の教科書だけは残している。山川出版の『詳説・世界史』をもう一度開いてローマ帝国のあたりを見る。「リキニウス・セクスティウス法」「ホルテンシウス法」「ラティフンディア」「オクタヴィアヌス」「アントニウス・レピドゥス」「ディオクレティアヌス」「コンスタンティヌス」・・・。まったく覚えとらん。チェック・ペンで赤く塗ってあるので、受験前には一応頭には叩き込んであったのだろう。今じゃ忘却の彼方へ・・・。こうなったらもう一度時間をかけて知識と記憶を呼び戻すしかない。
「はやぶさ」でも遥か宇宙の彼方から奇跡的に戻ってきたのだ。これくらいできるハズだ。
たぶん・・・。
文藝春秋に連載されていたエッセイを新書化したもの。初出は2003年~2006年なので、日本は小泉政権、アメリカはブッシュ政権と、トピックスは少し古い。執筆に関してはヨーロッパ史を専門とする著者。日本の評論家また男性評論家と違った独自の視点で、国際政治や外交、歴史認識などについて言及する。
しかし彼女のエッセイを読みこなそうと思うと、われながら世界史、特に中世くらいまでの知識が絶対的に少ない。高校3年生の担任T先生から「高校の教科書は大学入っても社会人になっても捨てずに置いておけ」とアドバイスされ、社会の教科書だけは残している。山川出版の『詳説・世界史』をもう一度開いてローマ帝国のあたりを見る。「リキニウス・セクスティウス法」「ホルテンシウス法」「ラティフンディア」「オクタヴィアヌス」「アントニウス・レピドゥス」「ディオクレティアヌス」「コンスタンティヌス」・・・。まったく覚えとらん。チェック・ペンで赤く塗ってあるので、受験前には一応頭には叩き込んであったのだろう。今じゃ忘却の彼方へ・・・。こうなったらもう一度時間をかけて知識と記憶を呼び戻すしかない。
「はやぶさ」でも遥か宇宙の彼方から奇跡的に戻ってきたのだ。これくらいできるハズだ。
たぶん・・・。