『五輪書』(宮本武蔵著、鎌田茂雄訳・校注、講談社学術文庫)を読む。
かれこれ7~8年前になるか、ある研修の参考図書として、岩波文庫の『五輪書』を渡されたことがある。軽く目を通したのだが、硬派の岩波だけあって中身は原文のまま。校注がわずかに付いていたが読みにくかった。
本書は原文に現代語訳を付し、「参考」として「兵法三十五箇条」の該当する条文を掲げており、さらに「付記」として訳者の解説や関連事項を記している。非常に読みやすい。
また巻末には死ぬ7日前に書かれたという武蔵の『独行道』も紹介されている。五輪書は兵法の奥義を説いたものであるが、独行道は自らの人生観を記したものである。
岩波文庫よりも300円高いだけで色々と盛りだくさんでお得感あり。
あ~、早く『バガボンド』再開しないかなあ・・・。
かれこれ7~8年前になるか、ある研修の参考図書として、岩波文庫の『五輪書』を渡されたことがある。軽く目を通したのだが、硬派の岩波だけあって中身は原文のまま。校注がわずかに付いていたが読みにくかった。
本書は原文に現代語訳を付し、「参考」として「兵法三十五箇条」の該当する条文を掲げており、さらに「付記」として訳者の解説や関連事項を記している。非常に読みやすい。
また巻末には死ぬ7日前に書かれたという武蔵の『独行道』も紹介されている。五輪書は兵法の奥義を説いたものであるが、独行道は自らの人生観を記したものである。
岩波文庫よりも300円高いだけで色々と盛りだくさんでお得感あり。
あ~、早く『バガボンド』再開しないかなあ・・・。