カレー屋でロック談義

久しぶりに大好きな上本町店のカレー屋へ。残業していたので遅い時間の訪問。客は私一人だけ。
店主のSさんがカウンター越しにクッキーをくれた。「広島に旅行に行ってきたんで、お土産のおすそ分けです」。私が「何しに広島へ？」と聞くと、B’zの稲葉のソロライブとのこと。一連のソロツアーは久々に故郷の津山で開催したり、けっこう話題になっていた。そんな話をかぶせていくと「Mさん（私）、音楽お好きなんですか？」「ええ、めちゃ好きですよ。バンドとか弾き語りとかもやってるし」「ええ！？僕も昔、梅田の路上で弾き語りしてたんっすよ」みたいに話が盛り上がる。
結局閉店の時間になったので、Sさんが看板を下ろして「ほんなら、BGMやめて好きな音楽かけましょうか！？」と誘ってくれた。もちろんOK。
そこから、
・私がローリングストーンズのカバーバンドをやっている。
・Sさんは路上弾き語りのときに、スタレビの根本要が偶然聞いてくれたり、弾き語り後に入って店で桑名正博と知り合った。
・セクシャルバイオレットNo.1は、曲を書いたのは桑名ではなく筒美京平だった。
・ニルヴァーナの初来日の大阪のライブはすぐそこの国際交流センターだった。
・Sさんはジャーニーの大ファンで、私が10月にライブに行くことを知るとめちゃうらやましがった。
・西城秀樹はもともと広島でロックミュージシャン志望だったが、ルックスが良すぎてアイドルになった（ならされた）。一連の歌謡ヒット曲とは別に、洋楽のコピーのアルバムなども出している。
ってな感じで話がドンドン広がった。
そして、広島の稲葉のライブから、同じく広島の西城秀樹の話で、「伏線回収」ができたのである。
カレーとロック、これさえあれば人生は十分である。