物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

TOTO

2009年01月16日 | Weblog
 “教え子”の二人とプライベートでミナミの「フクリキビズ」で飲む。
 二人とも音楽大好きで、「一度三人で音楽談義でもしようか」ということで昨年から計画してやっと実現した。
 どんなミュージシャンを聴くのかという話になり、ロック系では、時代の新しい順番で、コールド・プレイ、オアシス、U2、ポリスなんかの名前が出てきて、結構嬉しくなってくる。ついにはTOTOの名前が出てきた。TOTOかぁ~!ハードロック(というジャンルに括っていいかどうかは分からないが)では私の原点である。中学1年生、昭和町のレンタルレコード「銀盤」で、初めて借りたレコードは『ターン・バック』。SONYのカセットテープCHFに録音して何回も聴いたなあ。当時の曲を14~15歳も年下の二人が知っているとは驚きであり不思議な感じがする。
 まだ解散とかしてないよね!?近いうちにCD借りに行こう!


 ジャケットもお洒落。顔文字の起源はたぶんこれなんやろなあ??
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【書籍】セルフトークマネジメントのすすめ

2009年01月15日 | Weblog
 『セルフトークマネジメントのすすめ』(鈴木義幸著、日本実業出版社)を読む。

 感情や行動の引き金として、自分の中に生まれる言葉をセルフトークという。セルフトークには、
 ・セルフトークA:刺激によって自動的に生まれ、「感情」を呼び起こし、「反応」としての行動を導く
 ・セルフトークB:自分の意思で生み出して、「理性」を呼び起こし、「対応」としての行動を導く
の2種類がある。

 人が外界からの[刺激]を受けて[セルフトーク]を介在し[行動]に至るまでのプロセスは以下の通り。

 [刺激](出来事・環境)
   ↓  
 [ビリーフ]
   ↓  ※ビリーフ(各人が持つ判断基準。アイデンティティ・価値観・世界観等)が
        他人や環境から刺激を受けると、セルフトークが発生する
 [セルフトーク]
   ↓  ※セルフトークが感情を決定する
 [感情]
   ↓  ※その感情によって行動が決定する
 [行動]

 人は従来、感情や行動を変えていくことは難しい。セルフトークをコントロールして自分の感情や行動を望ましいものにマネジメントしていく。そのためには、できるだけセルフトークAを抑え、セルフトークBを用いていく。すなわちポジティブな自問自答を発していくべきだという。
 コーチングのテクニックの一種である。
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ナイツのネタ  ~サザンオールスターズ~

2009年01月14日 | Weblog

ナイツのネタで昨年一番笑ったのはこれです。

サザン好きならハマります。

http://video.nifty.com/cs/catalog/video_metadata/catalog_080721105247_1.htm

上記リンク先画像の真ん中にある三角形の再生ボタンをクリックして下さい。

 

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【書籍】勃発!エネルギー資源争奪戦

2009年01月13日 | Weblog
 『勃発!エネルギー資源争奪戦』(ダイヤモンド社・編)を読む。

 今後のエネルギー資源の動向について、①石油・天然ガスを始めとする化石燃料のマーケット状況、②地球温暖化問題、③それを受けて追い風に進む原子力(ウラン)の動向、④日本のエネルギー安全保障の理想と実現、と大きく四つに分けて世界各国の最新事情がレポートされている。
 興味深かったのは、開発途上の資源保有諸国による天然資源に対する支配権拡大の主張とそれを実現するための諸活動、いわゆる「資源ナショナリズム」についての記述。「資源ナショナリズム」の“死角”といえるのが、それを主張する各国が実際のところ技術力が不足している点である。資源ナショナリズムの旗のもと外資(先進国)を締め出し、エネルギー事業を国有化したまではよいが、資源の発掘については既存の技術でしか対応できず、結果ビジネス効率を落とし早晩立ち行かなくなるというのである。
 例えばボリビアはベネズエラと歩調を合わせて2006年にガス産業を国営化したが、技術や投資のノウハウをも持たないため、その結果ガス生産量が落ちてしまい、そこに目を付けたガスプロムが投資しようとしている(らしい)。
 裏返せばわが国が技術力、具体的にはエネルギーの確保に関連するノウハウを有すれば、「資源はあるが技術力がないため採掘できない」という国に対して必要な技術を提供しWIN-WINの関係を構築することができる。日本が「エネルギー安全保障の実現」のため、今後活路を見出すのはこの方向性なのであろう。そしてそのためには民間企業と政府が一体となり、一層外交レベルでベクトルを合わせていかなければならない。
 内容は平易だが、普段職場で専門誌や業界新聞などにはなかなかマメに目が通せておらず、このような書籍で業界の動向について短時間でアウトラインが掴めるのはありがたい。
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ある休日の過ごし方

2009年01月12日 | Weblog
 4:00  起床、読書(一冊読破)
 7:00  ランニング・ウォーキング
 8:00  朝食
 8:30  新聞・雑誌の切り抜き
        ※切り抜いたものをクリアファイルへ保存
 9:15  車いじり
10:00  ボーリング・ビリヤード
        ※久しぶりに家族4人で。ボーリングは2ゲームで124、159。上出来
12:30  昼食
13:30  パソコンいじり
        ※先日ネットオークションで落札した個人作成の某ソフトで遊ぶ
         (これは優れもの、一般には売られていないわけだ…)
16:00  スイミング
        ※子供たちと近所の区民プールへ。小4の長男が軽く1km泳ぐのを見て驚愕
18:30  夕食
20:00  風呂、読書

 
  で、今こうしてとりとめもなくブログを書いているわけで。
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【書籍】生物としての静物

2009年01月11日 | Weblog
 『生物(いきもの)としての静物』(開高健著、集英社文庫)を読む。

 月刊『PLAYBOY』が廃刊になってしまった影響で、同誌で連載していた本書をもう一度読みたくなりアマゾンで中古の文庫版を購入。
 煙草、ジッポのライター、ウェンガー・ナイフ、釣具、万年筆、酒など、旅の小物、執筆の道具などをコンセプトとし、開高健自身が愛用してきた「モノ」に対する愛情が見事な筆致で描かれている。まさに静物(せいぶつ)に対し生物(いきもの)として息が吹き込まれている。
 全24章の中の一つ『ラッキー・ストライクよ永遠に』を20年以上ぶりに読み、久しぶりに少し吸いたくなる(いかんいかん…)。
 その他、自分の言葉としたい文章多数。
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H&M (ヘネス・アンド・マウリッツ)

2009年01月10日 | Weblog
 金曜日は東京日帰り出張。朝5:30AM起きで上京。3社4組と打ち合わせならびに情報交換をし夕方業務終了。予定どおり?Tさんと、昨年銀座にオープンしたH&M (ヘネス・アンド・マウリッツ)のSALEへ行った。
 スウェーデンが誇る全世界に1,600店舗以上を持つファッション・ブランド。銀座店は日本第一号店で、開店時には5,000人が行列をつくったとか。
 メンズコーナーのほぼ全商品をチェックした。評判どおり素晴らしい。ユニクロのように無難かつ定番的な感じではなく、またGAPよりも品質は良さげで価格も安い。有名デザイナーとのコラボレーションも積極的で、ファッション雑誌の広告で見たコム・デ・ギャルソンとのコラボスーツはたったの15,000円だった。ドイツではGAPが完全撤退し、その後国内の店舗をすべてH&Mが買収したそうだが、それもうなずける話である。
 商品タグを見ると、生産国も様々だ。中国、トルコ、ポルトガル、バングラデシュ等々・・・。スケールメリットが相当活かせるんだろうなぁ。
 で結局、トレンチコートとベストを購入。2着合わせて、普通のブティックなら高めのシャツ一枚くらいの値段で買えた。
 「大阪上陸」は来年とのこと。待ち遠しい…。
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ちゃんこ鍋 たちばな部屋

2009年01月09日 | Weblog
 K先輩とM君とで超久々に「ちゃんこ鍋 たちばな部屋」へ。ここへ来るのは4~5年ぶりくらいか!?相変わらず流行ってるなあ。メニューの「大関ちゃんこ」を3人前注文し、ビールと焼酎を飲みながら談笑する。目的は新婚M君のお祝いパーティの段取りについて。彼の希望や奥さんの嗜好を伺いながら、中身をつめていく。こういうことだとアイデアが次々と浮かんでくる。よし、コンセプトは「こじんまりと温かく」でいこう!

  ※ちゃんこ鍋の写真、あまり美味しそうに撮れてないなあ…(苦笑)
 
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プレゼンもやはりメンタル大事

2009年01月08日 | Weblog
 7日(水)8日(木)と例年同様、就職活動中の学生向けの短期インターンシップを開催。
 2日間午前・午後と計4回、私が“講師”となりワークショップ形式で「キャリア」について考えていく内容である。
 学生は1回につき60~70名くらい参加するので、全部で250名強の学生に向けて実施することになる。内容的にはここ3年間ほぼ同じカリキュラムで私が講師を務めており、進行についてまた「笑いのポイント」についても外すことはない。会場である本社ビルのメインホールは俺様の独壇場だ。
 ってな感じで調子よくしゃべっていたら、ホールの後ろの出入り口から突然副社長が入ってきた。
(ウッソー!?)
次に学生に個人作業をさせるところまで一通りしゃべってから、演壇を降りて副社長に挨拶する。
「いや、インターンシップやってるって聞いて覗きにきたんや。20~30分ほど見させてもらうわ」
と一番後ろの席に座られた。
 学生の個人作業が終了し、次に私が話をするのは、当社の事業戦略について。それを副社長が聞いている前で話さなければならないとは!?しかも副社長は抜群にプレゼン上手いし…。
 そんなことを考えながら説明を再開した。
「え~、当社の企業戦略わ~(噛む)、業界の規制緩和を受けてぇ~(噛む)、新しい事業分野へとぉ・・・(噛む)」
途端に噛み始めた(泣)。
(下手クソなプレゼンしやがって)
と思われるんではないかと思うと余計に噛む、なんか間も悪くなる。M-1のザ・パンチ状態だ。説明の途中で副社長が席を立ち演壇の私に向かってニコっと笑いながら軽く手を上げ合図しホールを後にされた。
 するとたちまち饒舌に説明できるようになる。
 あきまへんなあ、もっとメンタル鍛えんと
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古~い資料発見

2009年01月07日 | Weblog
 古いファイルを整理していると一枚の紙の資料が出てきた。「所属長心得」とある。日付は昭和61年1月。
 約60項目のアフォリズムである。特段所属長に限らず、管理者全般に対して金言・警句となり得る内容だ。当社特有の表現が含まれる部分を省き、メモとして残しておきたい。

        ~所 属 長 心 得~

 <赴任にあたって>
 ・赴任は即刻、大切なのは新任務
 ・新任務に長期滞留する計画で
 ・前の仕事に未練を残すな
 ・引継ぎによって予断を持つな
 ・着任の時には方針と抱負を持って
 ・情報力のネットワーク
 ・人・物・金・情報を掌握しているのは誰か
 ・関係先を大切に。挨拶は出向け

 <新任務での心がけ>
 ・率先垂範。イヤな仕事は買って出よ
 ・挨拶・服装・身だしなみ
 ・冠婚葬祭は見舞いの義理を大切に
 ・現場に出よ。現場の発想で考えよ
 ・苦情・事故・トラブルに学ぶ雅量を。悪い情報の方が大切
 ・時間厳守・所在明確
 ・公私の峻別を
 ・上下のけじめを誤るな
 ・公平姿勢
 ・よく仕えるものは、よく仕えられる
 ・よく聴くものは、よく話すもの
 ・本社の指示はまず疑って

 <現場第一主義で>
 ・物解りの良い上司と言われないこと
 ・上司の自制心でコントロール
 ・努力目標の設定については十分に話し合い、達成について強制すること
 ・努力した向こう傷をとがめないこと
 ・腹心の部下と獰れ合わないこと
 ・年功序列を大切に - 年功序列に逆らって
 ・課題解決の鍵は技術にあり
 ・求められた人は出せ。声のかかるうちが花

 <部下との関係>
 ・部下と部下の仕事に関心を
 ・指示命令は簡潔に。オンオフで
 ・即断即決がベスト
 ・基準は厳しく、運用は暖かく 
 ・部下の昔にこだわるな
 ・誉め上手は叱り上手
 ・一罰百戒。小言はためて
 ・部下の邪魔をするな
 ・準備して徹底的に質問
 ・腹心・弱者・女子・ネットワーク
 ・減点法で部下をみるな

 <幹部として>
 ・幹部として手当ては還元せよ
 ・ベストの上にベストあり
 ・考えるのは独りで
 ・胆力・我慢・自己抑制力
 ・阿呆になる時を大切に
 ・危機管理こそ幹部の任務
 ・失敗した時に真価が問われる
 ・自分自身の健康管理
 ・前例を大切に、前例にこだわらず
 ・負の遺産に言及するな
 ・逃げず、焦らず、後悔せず
 ・発言前の一呼吸
 ・良い姿勢の発想を

 <足跡を残せ>
 ・責任は部下にはない
 ・人は石垣、人は城
 ・目標は木鶏
 ・力の配分2-5-3で
 ・後世の毀誉最も懼る可


なかなかいい言葉の羅列である。一体誰が作ったんだろう…!?
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初出社(アップ遅いぞ!)

2009年01月06日 | Weblog
 5日初出社。これだけ長い間働いてきても長期休暇(特に年末年始)明けは気分がロー。ベリー・ロー。
 一発気合を入れねば、と4:00AM前に起きる。すぐにコーヒー、超濃い目のブラック。部屋のBGMはマイルスの『パンゲア』。仕事の資料関係に目を通しながらテンションをアゲていく。
 5:00AM過ぎにやっと気持ちが仕事モードになってきた(ホッ)。
 年始のセルフ・コントロールは毎年本当に大変だ(私だけ?)。
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【映画】 SHINE A LIGHT

2009年01月05日 | Weblog
 映画『SHINE A LIGHT』を見た。日本では劇場公開中で、まさに見に行こうと思ってたところに、輸入版DVDを入手したM君から焼いてもらった。グッドタイミング!
 ザ・バンドの「ラスト・ワルツ」を撮ったことでも知られる巨匠マーティン・スコセッシ監督が撮った映画で、ローリング・ストーンズが2006年10月~11月にニューヨークのビーコン・シアターで行なったライヴを収めたドキュメンタリー・タッチの作品。
2000人規模というストーンズとしては考えられない小さな規模の会場でのライブなので観客と一体化していて非常に臨場感がある。それにしても皆60歳を過ぎても元気やなあ、もうカテゴリーとしては「老人」なのに…。
 オープニングのMCがクリントン元大統領というところもアメリカらしい。
 「書斎」のパソコンで見ても十分良かった。
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【書籍】できる人の書斎術

2009年01月04日 | Weblog
 『できる人の書斎術』(西山昭彦・中塚千恵著、新潮社)を読む。

 冒頭に、
「雇用不安時代においてサラリーマンがキャリアアップするためにはどうしたらいいか。専門家としての能力を日頃から高め、外部でも通用する市場価値を自分に与えることだ。そのためには、まず自分の書斎を持つことである」
とある。本書では、各界ビジネスマンの豊富な事例を紹介しつつ、どのような書斎を持つべきか、またいかに活用すべきかを述べている。
 著名人の書斎紹介では、(財)日本総合研究所会長・三井物産戦略研究所所長寺島実郎氏のインタビューが出てくる。その中で印象に残ったコメント。
「ここ(自分の書斎)に入ったときは『フル回転モード』なんだ。書棚に並ぶ文献に誘発されて高揚感のようなものが出てくる。コックピットに入ったようなものだね。ふと後ろを振り返れば、必要とする文献が何でも揃っている。それが一番カンファタブル。空間の環境で気持ちが切り替わるんだ」
このような空間づくりを常々したいと思っている。40歳を過ぎて少しずつ理想に近付いている。
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ビッグバンへ

2009年01月03日 | Weblog
 3日、家族で「大阪府立大型児童館ビッグバン」へ。子供たちは幼稚園時代に遠足で行ったことがあるらしいが、一家4人揃って行くのは初めてである。
コンピュータ技術を駆使した展示物や大型遊具など、館内は非常に充実している。中に昭和30年代頃の下町の町並みを再現し、その中でコマや紙製の鞠で遊んだりする一角があったのだが、私はそこが一番楽しかったなぁ。結局館内には5時間くらいいた。
 帰宅して夕食の準備が整うまでの間、子供たちは早速WiiやニンテンドーDSに興じている。
 自分が物心ついて以来、世の中の事象において一番様変わりしたのは「子供の遊び方」なのではないかと思ったりする。
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積極的楽観主義

2009年01月02日 | Weblog
 欧米の金融危機の余波を受けて、日本経済は6年ぶりの景気後退局面に入ってしまっている。専門家たちによると、今年2009年は更に悪くなり、景気回復するまで3年くらいかかるのではないかという見通しである。

 年末の友人関係の飲み会も少し財布の紐を締めつつやっていた。でも別に“ショボく”はない、十分楽しい。皆日常生活も景気が悪いなら悪いなりに遣り繰りしている。
「(北)新地とかは行く回数減ったなあ。まあ近場で安くて美味い店いっぱいあるし」
「生活品は100円ショップへ行ったら十分揃うでぇ」
「あんまり乗れへんから車売って、チャリ買った。かえってマメに動くし行動範囲も広がった」
「服は新しいもん買わんでも持ってるやつでコーディネート考えたら十分やっていける」
むしろ倹約や工夫を楽しんでいる。まあ生きていけるわけだし(笑)。改めて、われわれ消費者は売り手側の販売戦略により“買わされて”きたんだなあ、と思ってしまう。

 社会人になりたての頃、学生時代からお世話になっていた私の尊敬する中小企業の社長から言われた言葉が非常に印象に残っている。
「なあ、モジャンよ。仮にお客さんを接待しなあかん時があっても、ゴルフ、カラオケ、高い飯、女性のいる飲み屋、みたいな贅沢なもん使わんと、極端に言うたら喫茶店でお茶しながら話しているだけでも、相手から『楽しく接待してもらっている』と思ってもらえるくらいの、中身だけで勝負できる人間にならなアカンで。そのためにはたくさん本読んでオモロい友人をぎょーさん作るこっちゃ」

 「消費のダウンサイジング=生活の質の低下」では決してない。物財へ固執せず、「生活の中でプライスレスなものを見つける」、「人として精神性を高める」、そんな“かしこい暮らし”(←わが社のマーケティングコンセプトでもある)を実践できるのはむしろ不景気の時なのではないか、と思う。
 
 2009年。引き続き「積極的楽観主義」で。
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