広島市街地のソメイヨシノはもう散り急いでいるようなので、午前中の用件を片付けてから午後に郊外へと出掛けました。行き先はかつてのJR可部線安野駅跡の安野花の駅公園。例年通りの色艶やかな春爛漫の景色を期待しての訪問でした。(4月12日)
晴れ上がった山峡に、桜が艶やかに咲いた公園が佇んでいました。
レンギョウの黄にソメイヨシノの桜色、例年はこれに花桃の紅が加わるのですが、残念ながらもう散っていました。それでも安野花の駅公園は春爛漫の良い景色でした。
かつてプラットホームに沿って植えてあったソメイヨシンの大木は散り始めの見頃を迎えていました。
景観にユキヤナギの白が加わり、一層春の景色が深まった感じがしました。惜しむらくはもう色褪せた花桃の紅が薄いこと。無いものねだりは止めましょうか!
かつての線路跡に延びるレンギョウとソメイヨシノの花のベルトです。レンギョウの花も盛りを大きく過ぎて色褪せているのが残念でした。桜の花が咲くのが遅かった今春は、花々が協奏曲を可憐に奏でる春にはならなかったようです。
ソメイヨシノhはもう散り始め!
ソメイヨシノが散り始めた里から山を見上げると、山々にはヤマザクラが点々と咲いている様子でした。
園内に静態保存されたキハ58気動車。この気動車があっての花の駅公園です。
かつての駅前からソメイヨシノが咲き誇る公園を眺めてみました。
公園駐車場裏手の山肌に出来た園地の高みから桜の花に包まれた安野駅跡を俯瞰してみました。
公園のある安野は太田川が蛇行する山峡にある里です。