修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

可部~太田川河畔散策(その2)

2018-01-29 14:50:38 | 散歩道

  太田川橋から太田川の左岸を歩いて上流方向へと歩を進めました。時雨れていた天気も忽ちに晴れてきて上空には青空が広がってきました。 風もなく、気温も上がってきていたので気持ちの良いウォークングが楽しめました。太田川橋周辺でかなりの時間を費やしたので、この日は亀山南のJR可部線のあき亀山駅をゴールにすることとしました。

↓ 国道54号線の可部バイパスが河岸から離れると河岸の遊歩道がなくなって車も行き来する道になってしまいました。河川敷の氾濫原に踏み跡を見付けたのでそこに下りました。河川敷の散策も一興です。

  ↓ 草原を抜けて岸辺に出る踏み跡を辿ると太田川の清流に出会えました。上流部を眺めると螺山(にしやま・475.0m)を写した美しい川面が広がっていました。

 ↓ 西日が山の端に隠れようとする対岸の北阿武山が川面に写っていました。この辺りはかつて渡し場があったところで、対岸には「渡場」という地名が今でも残っています。

 ↓ 対岸の北阿武山(534.3m)を見上げれば、2014年8月の豪雨土砂災害の爪痕が山肌にきつく刻まれていました。


↓ 下流方向を眺めれば、遠く高陽ニュータウンのビル群、ニヶ城山(483.2m)、その左先に呉娑々宇山(682.2m)が望めました。

 ↓ 左岸の氾濫原を上流方向に進みました。行く手には中島ポンプ場のポンプ設備が設置されていました。

 ↓ この辺りの河川敷の氾濫原にはウォーキング用の踏み跡が延びており、多くの人達が散策や犬との散歩を楽しんでおられました。

 ↓ 河川敷を離れて河戸の街(亀山1丁目)へ入って行くと、「河戸の杉薬師」に出会いました。一夜のうちに杉の大木が数々の仏像になったという逸話が境内に張り出されていました。

 ↓ 杉薬師の裏手にJR可部線の高宮踏切がありました。昨年3月4日に延伸開業したJR可部線のあき亀山駅と河戸帆待川駅の間にある踏切です。

 ↓ 亀山1丁目の町内を歩いて行くとこの地区の中心部の「河戸」バス停に出会いました。

 ↓ 河戸バス停前に立派な鐘楼門を構えた誓立寺がありました。

 ↓ 河戸の街から太田川河畔に戻ると、左岸沿いの道は大毛寺川が流れ込むここで終わっていました。上流部を眺めると太田川は螺山から続く茶臼山(229.7m)の麓辺りから大きく左に湾曲しているのが確認できました。