桜巡りの日々ですが、その他の花々も気になるところです。安芸高田市向原に咲くカタクリとミツマタの花期が終わりそうな頃合になったので、この日は桜巡りを休んで向原へ出掛けました。どちらの花も何とかその最終盤の時期を摑まえることが出来たようです。〔4月9日(月)〕
↓ 陽射しの弱い日だったのでカタクリの花が開いていてくれるどうかと心配しながらの訪問でしたが、何とか開いていてくれました。
↓ カタクリの自生地では前日まで「向原かたくり祭り」が開催されていました。この日は一転して静かな会場でした。
↓ 全般にはもう萎んだ花が多くなっていましたが、最後まで頑張って咲いてくれていた株もまだまだありました。
↓ 平地部に群落を作る珍しいカタクリの自生地です。奥山のカタクリが咲き始めようとする頃にもう花期が終わってしまいます。
↓ これはまだ若い花のようです。瑞々しくて良いですね!
↓ カタクリ自生地の一画にイチリンソウが咲いていました。カタクリはユリ科、イチリンソウはキンポウゲ科の花です。
↓ 安芸高田市向原町長田川之内の山裾の斜面にカタクリの自生地が広がっています。
↓ 「カタクリの里」として地元の方々が鹿の防護柵の設置を始め自生地の保護を図ってくれています。
↓ 「カタクリの里」から虫居谷のミツマタの群生地に足を延ばしました。谷間に群落をなして咲く姿はまだ美しい限りでした。
↓ ミツマタの群落は周囲の森がまだ枯れ葉色の頃に咲き始めた筈ですが、その森にはもうヤマザクラが咲いていました。
↓ 虫居谷では戦後ミツマタ栽培が行われ、それが放置されて荒れてきていましたが、地元の方々の保護活動があって現在の姿になっています。
↓ 斜面の満開のミツマタの群落の中に遊歩道が巡っています。
↓ ミツマタの花と常緑の杉との山中でのコラボが良い感じです!
↓ ひと時ミツマタの花とその香りに酔いました!
↓ 最奥部から群落を俯瞰してみました。
↓ 群落の最奥部の周りの森では樹々に新芽が芽生えてきていました。カタクリの花の季節も間もなく終わりのようです!