修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

円正寺のしだれ桜

2018-04-24 08:16:11 | 広島の桜

 庄原市東城から西城を経て高野へと脚を延ばしました。広島県の中で最も寒冷の地とされる高野には素晴らしいしだれ桜が咲きます。円正寺のしだれ桜です。樹玲350年程といわれる古木で、広島の桜の中でも代表格の桜です。ただこの日はまだ満開とはかっていなかったのですが、ここは遠隔の地ゆえに再訪がなかなか難しいので、東城を訪ねた脚でちょっと早めの桜と承知で立ち寄ってみました。〔4月10日(火)〕

 ↓ 山門前から左右2本のしだれ桜の古木を見上げてました。どちらも広島県指定の天然記念物です。

 ↓ 小さな花弁を潤沢に付けて可憐に咲くことで名声の右側の桜は、まだ五分咲きまでも行っていませんでした。お寺の方のお話ではそれでもあと3~4日で満開になるだろうとのことでした。

 ↓ 左側の樹は滝のように枝垂れることで有名ですが、さて今年はどこまで枝垂れてくれるでしょうか!?

 ↓ 左側の桜を斜め側面から見上げると、樹勢なお強く咲き誇っているように観察しました。

↓ あと3~4日後には見事に枝垂れ落ちる景観に変わることでしょう!

↓ 境内には前日に降った雪がまだ溶け残っていました。本堂の屋根から滑り落ちてきた雪のようでした。

 ↓ 鐘楼の屋根裏から望む外の世界は桜色でした!

 ↓ 鐘楼を包むように境内の桜が枝垂れ落ちていました。

 ↓ 境内では若い樹が気持ち良くも高く伸びています。

 ↓ 高く伸びた幹から境内に枝がしだれ落ちてきます。

↓ 本堂の瓦屋根としだれた枝のコラボレーションが見事です!
 

↓ 同じしだれ桜ですが、樹によってその花の色合いが微妙に違うことには驚きます!

 ↓ 本堂裏の高台に立つエドヒガンはほぼ満開となっていました。


↓ 寒冷地の高野ですので、桜と黄水仙が一緒に咲きます。水仙越しに見る本堂裏の満開のエドヒガンです。

 ↓ 逆光の中で見るエドヒガンの桜の花は小粒で輝いていました!

↓ 裏手の高台から堂宇の屋根越しに見たまだ5分も咲かない境内の古木です。背後には高野町新庄の集落が望めました。

 ↓ 高台にはアマナ(ユリ科)の花が沢山咲いていました。

 ↓ 桜に負けじと裏手の高台でコブシ(モクレン科)の花が咲き始めていました。