折角帝釈台まで来たので、帰路に就く前に帝釈峡を歩くことにしました。遅い時間からにはなりましたが、上帝釈の駐車場から雄橋、断魚渓を越えて素麺滝まで行って引き返しました。咲く花々もごく少なく、春まだ浅い帝釈峡でした。〔3月13日(水)〕
↓ 上帝釈から帝釈峡に入渓しました。駐車場に先客の車はなく、誠に静かな峡谷でした。
↓ 帝釈峡の見どころの一つの「唐門」。
↓ 一か所トイレ新設工事中でしたが、それ以外は人に会うこともない極めて静かな峡谷でした。
↓ 何か花は咲いていないかと観察していて直ぐに見つかったのはこの花でした。スズシロソウ(アブラナ科ヤマハタザオ属)。
↓ 次いで見つかったのは、コガネネコノメソウ(ユキノシタ科ネコノメソウ属)でした。この時期峡谷の中で最も目についた花でした。
↓ 帝釈峡随一の見どころはここ「雄橋」です。天然記念物の天然橋です!
↓ 峡谷中で随一の激流の断魚渓!
↓ この時期の帝釈峡の水量は豊富です。水は白い石灰岩の間を激流となって流れて行きます。
↓ ヤマアイ(トウダイグサ科ヤマアイ属)。地味ですが早春の山野には貴重な花です。
↓ かつての断魚渓の茶屋の跡は崩壊寸前でした。付近に残るのは養魚場だけのようです。渓谷に屹立する石灰岩の岩壁が見事です!
↓ 峡谷を渡る「かもじ橋」。神龍湖へ向かう遊歩道はこの橋を渡って暫し山中へと入って行きます。
↓ 右岸に掛かる素麺滝。かもじ橋を渡らず、渓流の左岸の旧遊歩道を辿るとここまで行けました。
↓ 逆光の中のかもじ橋付近の渓流!
↓ 下流側から見た雄橋!
↓ 両岸に聳える石灰岩の壁を見上げながら上帝釈へと急ぎました。