好天の一日を期待していましたが、愛媛滞在2日目は曇りの朝でした。今回の愛媛では是非共アワコバイモを見ておきたかったので、曇りをついて皿ヶ嶺を目指しました。麓から見上げた皿ヶ嶺は雲の中で、山上に上がると雨が降っていなかったのは幸いでしたが、濃い霧に巻かれていました。水の元のお花畑で何とかアワコバイモに会うことが出来ましたが、風穴から上は2日前に降った雪が残っており、とても花を楽しむような状態ではありませんでした。仕方なく、花が咲いている可能性のある天狗の庭に下ることとしました。〔3月17日(日)〕
↓ 水の元のお花畑で見付けたアワコバイモ(ユリ科バイモ属)
↓ この日の朝麓から皿ヶ嶺を見上げましたが、山は完全に雲の中でした!
↓ 水の元に車を停めて山行のスタート! 水の元の避難小屋も霧に巻かれていました。
↓ 2日前に降った雪がまだ水の元のお花畑に残っていました。
↓ 水の元のお花畑では花らしいものはこのアワコバイモ以外には見当たりませんでした。アワコバイモはお花畑に春を運ぶ花です。
↓ アワコバイモは四国にだけ自生します。アワコバイモの特徴は葯が黒褐色であることだそうです。
↓ 水の元のお花畑を後にして、霧の巻いた杉林を抜けて風穴へと登って行きました。
↓ 風穴には元気な小学生のグループの姿がありました。風穴の周りにもアワコバイモが自生するので探してみましたが、2日前の雪がまだ残り、アワコバイモの姿を確認することは出来ませんでした。
↓ 風穴の直ぐ上のお花畑となる斜面に上がってみましたが、これから上は雪が積もり植物観察には不向きな状態でした。
↓ 雪の中に咲いていたのはヤマアイ(トウダイグサ科ヤマアイ属)だけのようでした!
↓ 皿ヶ嶺の山上で花探しするのは無理と判断して、杉林を抜けて天狗の庭へ下ることとしました。
↓ 暫し上林トンネルに通じる林道を歩き、天狗の庭への下山口を目指しました。写真右手は上林トンネル、下山口への左の林道をもう少し辿ります。
↓ 2日前の雪がまだ残る作業用の林道(管理道)を暫し行くと天狗の庭への下山口です。
↓ 天狗の庭に下って行く頃になって霧が晴れて陽光に照らされ始めました。
↓ 途中で出会った地元の登山者に天狗の庭にはユリワサビやアワコバイモが咲いているとお聞きしましたが、残念ながら見付けることが出来ませんでした。まだ修行が足りないようです!
↓ 3時間足らずの山歩きを無事終えて水の元に帰着しました。