霧ヶ谷湿原で昼食を摂ってから多くの山野草が見られる花園を訪ねました。夏の花々の本格的なシーズンは8月に入ってからになるので今は端境期とあまり期待をしていませんでしたが、よく観察すると初見の花などもあり思った以上に多くの花々に出逢うことが出来ました。〔7月15日(月)海の日〕
↓ カワラナデシコ(ナデシコ科ナデシコ属)が咲き始めていました。
↓ ユウスゲ(別名:キスゲ、ススキノキ科ワスレクサ属)が咲き揃ってきていました。
↓ キレンゲショウマ(アジサイ科キレンゲショウマ属)が固いながらも蕾を付けていました。開花まではまだかなりの日数を要することでしょう!
↓ ヤワタソウ(八幡草、ユキノシタ科ヤワタソウ属)の花です。本州中部以北に自生するとのことです。初見の花でした。
↓ 別のヤワタソウ(別名:タキナショウマ)の花です。丸みのある葉が基本形のようです。
↓ これも初見のワタナベソウ(渡辺草、ユキノシタ科ヤワタソウ属)です。ヤワタソウと同属ですが、こちらは葉が大きくきれこんでいます。四国、九州の深山の湿った林内に自生しているとのことです。
↓ 花園の様子です。花はあまりないようですが、よく観察すると意外に沢山の花々の姿がありました。
↓ センジュガンピ(ナデシコ科センノウ属)が小さい花をつけていました。
↓ イチヤクソウ(ツツジ科イチヤクソウ属)はもう実になっていました。
↓ クガイソウ(オオバコ科クガイソウ属)が咲き揃っていました。
↓ ミソハギが咲き始めていましたが、ご主人によればこれはエゾミソハギ(ミソハギ科ミソハギ属)とのこと。エゾミソハギには茎、葉、咢などに短毛があるとのこと。短毛がないミソハギと区分されています。
↓ 崖一面を紅く彩っていたので特別な実かと思ったりしましたが、どうもアカモノ(別名:イワハゼ、ツツジ科シラタマノキ属)の実のようです。大した群落ではあります!
↓ 池にはスイレン(スイレン科スイレン属)が引き続き咲き誇っていました。
↓ 池の中の葉の間にモリアオガエルが産卵していました。
↓ コバギボウシ(キジカクシ科ギボウシ属)はもうすっかり満開でした。