八幡高原で最後に立ち寄ったのは長者原の湿原でした。ここでは湿原に咲く花々の蜜をめぐってヒメシジミたちの争奪戦を観察することが出来ました。ハンノキが生える湿原の花々と蝶の動静態を大いに楽しみました。(7月15日(月)海の日)
↓ ビッチュウフウロ(フウロソウ科フウロソウ属)の花の上下から蜜を吸う2頭のヒメシジミの姿を見付けました。
↓ 花の下からは巧く吸えないようで下のヒメシジミは何かゴソゴソとやっていました。
↓ 下のヒメシジミは花の下を回り込んで上に出て来て2頭がバッティングしてしまいました。先陣の上のヒメシジミは場所を譲らず、下からやって来たヒメシジミを追い払ってしまいました。
↓ オカトラノオ(サクラソウ科オカトラノオ属)の花の上では2頭が仲良く蜜を吸っていました。
↓ こちらのオカトラノオの花は一頭の独占状態でした。
↓ 綺麗に咲いたチダケサシ(ユキノシタ科チダケサシ属)でも一頭が懸命に蜜を吸っていました。
↓ ハンノキ(カバノキ科ハンノキ属)の繁る長者原の湿原です。
↓ ユウスゲ(別名:キスゲ、ススキノキ科ワスレクサ属)の姿も湿原に点在していました。
↓ クサレダマ(サクラソウ科オカトラノオ属)も咲き始めていました。