今年は一際早いソメイヨシノの開花宣言が西日本各地から聞こえてきます。そのソメイヨシノより一足早く咲くのが陽光桜です。ヨウコウ(陽光)は愛媛県東温市出身の高岡正明氏が戦死した教え子たちの冥福を祈るために作出した戦後生まれの桜ですが、ここ愛媛は勿論、広島などでも最近多く見受けられるようになってきました。この日訪ねたのは東温市横河原の重信川河川敷で、既に5~7分咲きといった状況でした。〔3月14日(日)〕
↓ 菜の花に彩られた重信川河川敷に植えられた陽光桜は良い色合いになってきていました。
↓ 陽光桜の花は一重の大輪で鮮やかなピンク色を呈しています。
↓ 重信川左岸河川敷のこの区画には専ら陽光桜が植えられています。ヨウコウはアマギヨシノ(天城吉野)とカンヒザクラ(寒緋桜)の交雑種とのことです。
↓ この枝はほぼ満開でした、ピンクの色合いが濃い大輪の花は存在感があります。
↓ 時折通る散策者が見上げるだけのとても静かな午後の花園でした。
↓ 菜の花の黄に桜のピンクが緑色の芝生にとても華やいでいました。
↓ 少し下流部の拝志大橋北詰に植えられた陽光桜越しに皿ヶ嶺連峰を仰ぎ見ました。