春先にブログ更新を休んでいて今年はスプリング・エフェメラルたちを訪ねていなかったので、この日三段峡にミスミソウを訪ねる前に、今安芸太田町で見ることの出来るその春の妖精たちを見て回ることとしました。春先から咲いている花たちにはちょっと遅めの探訪でしたが、遅くなったことから早咲きのカタクリの花に出会うことが出来てより楽しい山里巡りとなりました。〔3月19日(金)〕
↓ 例年群落をなして咲いているスポットにホソバナコバイモ(ユリ科バイモ属)はまだ健気に咲いていてくれました。
↓ 山里の樹々の木陰の人手の届く草地に群落をなしてホソバナコバイモは育っています。
↓ このホソバナコバイモは中国地方(岡山、広島、山口県)と九州に自生します。ここ安芸太田町では大事に保護されて育てられています。
↓ ヤマエンゴサク(ケシ科キケマン属)も人手の行き届いた草地に咲いていました。
↓ ホソバナコバイモと共生していたカタバミ(カタバミ科カタバミ属)です。この花は一般的で各地で見ることができます!
↓ 保護地の陽だまりで早くも開花していたカタクリ(ユリ科カタクリ属)には感激しました。
↓ カタクリの花は陽光の下でしか花を開きません!この日も保護地に陽が入る午後に再訪して開花した姿に出会えました。
↓ 安芸太田町の山里のひとつの津浪地区の佇まいです。
↓ 春先から咲いているアズマイチゲ(キンポウゲ科イチリンソウ属)の花にもまだ間に合いました!
↓ アズマイチゲも陽が当たらないと花を開かない気難し屋です!この日はたっぷりと春の陽光を浴びて咢片を広げていました。