イワタバコの花咲く滝を訪ねた龍頭峡でしたが、渓谷内にはその他にも多くの花々や夏らしい景観がありました。車道が行き止まりとなる龍頭橋まで入れば、奥の滝まで片道僅か400メートル程ですが、この日はそれらの景観等を求めると共にウォーキングの距離を確保するために、ずっと手前の霊水汲み場近くに車を停めて歩くこととしました。渓谷内の遊歩道は適度に木陰となっており、直射日光を殆ど浴びることのない快適な歩行を楽しむことが出来ました。〔8月2日(月)〕
↓ 歩き始めると眼前に険しい岩壁が現れました。「追森の滝」呼ばれている高さ126メートルの滝に擬せられた岩壁です。
↓ 車道沿いの山裾にはまだクサアジサイ(アジサイ科クサアジサイ属)が咲いていました。
↓ トチバニンジン(ウコギ科トチバニンジン属)がクサアジサイの花と並んで紅い実をつけていました。
↓ 車道沿いを流れる三谷川は降りて浸かってみたくなるほどに綺麗な渓流でした。
↓ 三谷川の岸辺にはキャンプサイトも拓かれています。
↓ キャンプサイトに植えられたガクアジサイ(アジサイ科アジサイ属)が満開でした!
↓ 三谷川と車道に挟まれて建つ東屋が周囲の樹林によく馴染んで溶けこんでいました。
↓ 車で入れるのはこの龍頭橋の先までで、ここからは自然観察歩道が三谷川の流れに沿って続いています。
↓ 歩道脇でマムシグサ(サトイモ科テンナンショウ属)の実が紅く色づいてきていました。
↓ 若い樹ですが、ヤマシグレ(スイカズラ科ガマズミ属)の蕾のようでした。
↓ キンミズヒキ(バラ科キンミズヒキ属)がもう咲き始めていました。
↓ 三谷川の渓流近くに咲くヒヨドリバナ(キク科ヒヨドリバナ属)に小さな蝶が止まっていました。
↓ 渓谷を遡って行くと、木立の間から「二段の滝」が見えてきました。