連日の猛暑から天気が急変して暫くは日本列島に前線が停滞して雨の日が続くとの予報です。2014年広島豪雨の時の天気に似るとの説もあります。あれも8月の20日の夜であったと記憶しています。そうならないことを祈るばかりです。天気の動きが変わったこの日の午後、広島市西区の三滝寺を訪ねました。午後のそんなに遅くない時間帯でしたが、三滝寺の参道は街灯が灯るほどの暗さでした。雨が来ることは間違いないところでしたが、この暗さ加減が三滝寺の境内に落ち着きを呼んでいるようにも思えました。こんな感じの夏の日も良いものでした。〔8月11日(水)〕
↓ 正面入り口を入って直ぐの想親観音堂に向かう参道です。整然とした感じが心地良いところでした。
↓ 可愛い石像が本堂、納経所への道を指してくれていました。
↓ 参道をヤブラン(キジカクシ科ヤブラン属)の花が飾っていてくれました。
↓ 参道に建つ鐘楼です。ここでひと撞きして参拝の気持ちを引き締めたいところですが、新型コロナ禍の現在は鐘を撞くことが禁じられています。
↓ 鐘楼から続く参道です。
↓ 仏の世界を垣間見る石仏群!
↓ 三滝寺は水の世界でもあります。石畳の参道脇を滝から落下してきた清水が流れています。
↓ 参道沿いに建つ苔に塗れた建物は茶堂。
↓ 茶堂の前には名園「補陀落の庭」が広がります。
↓ 補陀落に庭に落ちるのは「梵音の滝」。三滝寺随一の滝です。
↓ 参道を挟んで補陀落の庭の対面に建つ本坊は多くのモミジの樹に包まれています。
↓ 石段を上った舞台の上に建つのは三滝寺本堂です。
↓ 石段を上り切ると本堂への入口が待っています。
↓ 本堂の上に回り込んでみると、本堂の屋根はモミジの葉に包まれていました。
↓ 本堂脇には百日紅(ミソハギ科サルスベリ属)の花が咲いていました。
↓ 三滝寺を出て三滝の山に開らかれた墓地の周辺を散策しました。間もなくお盆、墓地には一足早く墓参された人たちが立てた広島独特の盆灯籠が沢山見られました。
↓ 三滝の山から見た広島市街地です。