今日の天気予報は「午後からは雨!」。まだ雨の日が続きます。遠出も儘ならず、ご近所も改めて行きたい所はもうありません。こんな時にはあまり内向きになり過ぎないよう気を付けながら、ご近所でも平生あまり通わない散策ルートを探り出すことが肝要かと思います。そんな気持ちで歩くと、ちょっと新鮮な夏の花々を追う散策となりました。〔8月21日(土)〕
↓ 今年は各所でよく葉の繁っている葛(マメ科クズ属)を見掛けますが、立秋を過ぎてその葉の間に花が咲き始めたようです。クズは秋の七草のひとつです。
↓ 新芽は最高の山菜として重宝されるタラノキ(ウコギ科タラノキ属)に花が咲きました。人家近くでタラノキの花が見ることは稀有なこととなりました。
↓ コブシ(モクレン科モクレン属)に紅い実がなりました。春の凛とした白い花の姿とはなかなかに結びつかない実です。
↓ 曇天の下、いつ雨になっても良いように傘を持っての散策です!
↓ 路傍に立派なニラ(ヒガンバナ科ネギ属)の花を見付けて、思わずカメラを構えました!
↓ 情熱的なカンナ(カンナ科カンナ属)の花を見ると、盛夏の晴れ上がった空を恋しく思いました。
↓ 高台の住宅団地の法面にタカサゴユリ(ユリ科ユリ属)の群落を見付けました。
↓ よくぞ密集して一斉に花開いてくれたものです。無秩序な生え方から植生ではないと思えました。
↓ 微かに残る紫の筋からタカサゴユリとしましたが、その線はなかり薄いものでした。交雑が進んで、急速に判別が困難になって来た感じがします。
↓ 住宅団地の一画の花壇にナツズイセン(ヒガンバナ科ヒガンバナ属)が満開でした。
↓ キバナコスモス(キク科コスモス属)の開花が進んできました。
↓ 懸命にキバナコスモスの蜜を吸う蜂!悪天続きで、もう秋の訪れを感じて焦っているのも知れません!
↓ 蜜を吸うキアゲハの姿もありました!