間もなく広島の街も秋色に染まることになります。この日訪れた縮景園ではツワブキの花が咲き誇こる一方で、もう松の樹に菰が巻かれていました。園内の紅葉はこれからという時期ですが、もう冬支度も併せて進められているのです。暦の上では立冬を迎えましたが、秋本番を待つ縮景園にはもう微かながらも冬の足音も聞こえてきている感じです。〔11月5日(土)〕
↓ 縮景園の松林ではもう菰巻きが行われており、冬支度も万全といったところです!菰巻きは二十四節季の「霜降」を前にした10月21日(金)に巻かれたということです。
↓ 菰を巻かれた松の後背には色付き始めたモミジやまだ青いモミジの両方が見えていました。
↓ ツワブキに彩られた明月亭から東に伸びる尾根上の松並木にも冬支度の菰が巻かれていました。
↓ 濯纓池西岸のモミジの林は随分と色付いてきていました。
↓ そのモミジの林から濯纓池を望みました。池畔のあちこちで紅葉が始まっています。
↓ 色付き始めたモミジをアップで捉えてみました。まだ若い葉ですね!
↓ 晴れ渡った一日でした。ツワブキ咲く濯纓池の畔には長閑な時間が流れていました。
↓ 園内の芝生広場を中心に秋恒例の「菊花展」(11月1日(火)~11月13日(日))が開催されています。展示された花の咲き具合はこれから佳境を迎えるようです!
↓ 展示されている菊は広島近郊の菊づくり愛好家の方々が出品されたものです。
↓ いずれの作品も丹精込めて大切に育て作られたものであることが拝見していてよく分かりました。